ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

読書記録

山ほどある、桃ちゃんの読みたい本

今週のお題「読みたい本」 調子がいい日じゃないと読めないものもある。 『暇と退屈の倫理学』 最近買って、今積んでいる本です。導入部分から哲学書のお堅いイメージを払拭し、読者を引き込む工夫がされています。暇と退屈、という我々が「欲しいと思うのに…

「この児童書がすごい! #2 SDGs編」レポ

ビブリオバトル、面白すぎる。 2023年3月17日、オンライン上で企画・実施された「図書館総合展」の期間外イベント・「この児童書がすごい! #2 SDGs編」をリアタイ視聴しましたので、その感想と教育に関する話を。 SDGsはキラキラしている いまやほぼすべての…

教育現場から 58 今週の反省

成績処理ラッシュのため、かなりしんどかったです。ごきげんよう、桃ちゃん先生です。 遂にスタート! オリジナル単元「短歌のプレゼント」 金曜日から「短歌のプレゼント」という単元を始めました。目標は現代短歌を詠み解き、鑑賞し、味わうこと。そして現…

読書習慣と執筆

今週のお題「最近おもしろかった本」 本を読んで勉強する毎日です。ごきげんよう、桃ちゃんです。 ライティングでつまずく 最近ライティングの仕事で非常につまずいておりまして、何というか、書くことに対する自信が失われつつあります。自分が書く言葉に何…

※桃ちゃんちの本棚は倒壊しています

今週のお題「本棚の中身」 本棚には夢が詰まっているからね。 いかにして桃ちゃんは読書好きになったか 亡き父が読書家でして、いろいろな本を幼少期から与えられて育ったわたくし。今でも本には金に糸目を付けない勢いで購入します。そのため本棚が倒壊した…

教育現場から 24 美術×国語

久しぶりに教育の話を。 教科横断と論理・文学の断絶 教科横断の実践事例として、英語科との横断は経験があります。非常勤をしていた定時制高校で、詩歌をテーマに英語科と国語科でそれぞれ厳選した詩歌扱い、表現の違いを味わう授業を構想・実践しました。…

Hello, 2022!

旧年中はお世話になりました。喪中につき年末年始のご挨拶は控えております。それでも皆様の幸せを願う気持ちに変わりはないので、なにとぞ今年もよろしくお願いします。 いろんなことがあった、だから 昨年は父の死に始まり、病の悪化、離職などの苦しいこ…

ブックホテル神保町に宿泊した話

クリスマスの記録。実は外泊したのです。誰と一緒とか無粋なことは聞かないでください。 場所は神保町にある、「ブックホテル神保町」。21日に予約したのに7100円で一泊できました。破格のお値段です。お安い。そんなブックホテル神保町のすごいところは、各…

桃ちゃんの最近のお仕事について

自由です。ごきげんよう、桃ちゃんです。 仕事から自由になる こう書くと完全に失業したっぽいですが、今はフリーランスのライターとして働きながら、非常勤講師のお話を待っている状況です。いろいろな人たちにお名刺をばらまいて、お仕事に繋げていく、そ…

働く=自由で良い

働き方は自由でいい。そんな話を書きます。ごきげんよう、桃ちゃんです。 正規で働くことのしんどさ 正規雇用を目指して体調を崩した私は、非正規雇用という不安定な立場で現在も教職にしがみついています。けれど、「正規職員だから」何かがよくなるとは、…

教育に金をかけない国に未来はあるか?

端的に言うとないです。 研究の先細り 何事も基礎研究を大事にしないといけないのですが、それが分かっていない国はだいたい滅びます。だって、次の研究の礎になることをやらないのだから、建築で土台ができていないのと同じですからね。まず論外です。基礎…

図書館総合展2021 レポ

今年もオンライン開催! 図書館総合展ですよ。 ビブリオバトルの実践 大学図書館でビブリオバトルを実践したというポスターを見かけて、じっくり拝読しました。大学生だからできる、とかそういう話ではなく、これは本を読むことが好きな子のための「主役にな…

「月に吠える」ならこうする

今週のお題「秋の歌」 ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの ――室生犀星・小景異情 センチメンタルな気持ちになりがちな11月、いかがお過ごしでしょうか。桃ちゃんは相変わらずのんびりしています。 小景異情にみる詩歌の可能性 詩歌って…

なぜ本を読むのかについて

今週のお題「読書の秋」 なぜ人は本を読むのか。そこに本があるからだ。そんなことを言っていても仕方が無いので、私の大好きな読書について語らせていただきます。 活字離れから独学ブームへ 若者の活字離れが叫ばれた2000年代から20年が経ち、現在では「鈍…

桃ちゃんオススメ! 読書の秋にぴったりの一冊

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選」 好きなものが10を超えることがあるとすれば、書籍だと思うので、本について語っていこうと思います。ごきげんよう、桃ちゃんです。つかの間の休息を味わっています。 星々の悲しみ(宮本輝) 高校卒業に合わせて恩…

定期連載 教育現場から 23 文学批評の話

文学批評など大学で専門的に学んだわけではないですが、これが必要だと思うのです。ごきげんよう、桃ちゃんです。 文学批評って何さ 数年前のPISAテストの結果を受け、現在日本の教育界では思考・判断・表現の能力を上げることを目指しています。その方向性…

定期連載 教育現場から 22 大村はまと私の実践

モリモリ読書している桃ちゃんの、思考の一端を記せたらいいなと思いながら書いていきます。気に入ったらお布施を……お願いします…… 大村はまの実践 ことばの教育をするうえで欠かせない存在が「大村はま」という女性教師です。国語教育界隈で知らない者はい…

定期連載 21 試験前の実践について

図らずも最後の授業になりましたが、悔いはありません。私の選んだ道だし、そういう運命になったのもご縁だし、無理しても良くないし。ごきげんよう、桃ちゃんです。 テスト前 病気がちでどうしても思うように働けない私が、いかに迷惑をかけていたかという…

定期連載 教育現場から 20 今週も戦った

激闘の毎日です。ごきげんよう。桃ちゃんです。今週も粛々と振り返ります。リフレクション活動を大事にするなら、まず自ら反省することを大事にしたい。 今週はあれこれと 初の1週間フルで開始した学校生活ですが、皆様ワクチン接種等でお休みされることが多…

定期連載 教育現場から 19 2学期スタート

病休から復帰して早々に数多の困難を乗り越えた桃ちゃんを褒めてください。ごきげんよう。今週もまとめます。 コロナ対策のもとで この夏に感染爆発が起こり、都心にある勤務先は大変な状況に立たされています。電車通学が基本なのですが、自主的に登校しな…

スポーツで養われる感性って何?

今週のお題「好きなスポーツ」 例によって例のごとく説教臭いです。すみません。「スポーツを通して礼儀正しさが養われる」という言説って変だね、なんて話を先輩としていたので、それをちょこっと書いてみます。 そもそも特定の教科だけで教育は完成しない …

第4回実践報告会 記録と反省

ごきげんよう。今回は2021年8月12日に桃ちゃん主催で実施した「第4回実践報告会」の報告と反省を行います。当日参加してくださったあなたも、無念の不参加だったあなたも、次回こそはというあなたも、ぜひお読みくださいまし。 批評って難しい 生徒に文学批…

一気読みできないほどに

今週のお題「一気読みした漫画」 小説もマンガも読みますが、どうしても時間をかけて、二度、三度と味わいたくなる桃ちゃんです。ごきげんよう。一気読みするほど巻数が出ていないマンガを中心にご紹介していきます。 ①ゆびさきと恋々/森下Suu 読むたびにも…

わたしの推師匠様について【note・ブログ共通記事】

過眠症がひどいです。1日12時間寝ないと立っていられません。どうも星野です。 今回は私の「推師匠様」の話をしたいと思います。 推師匠様(おししょうさま)。 それは私を、間接的にも直接的にも教え導いてくださった方々のことです。 お金を出してでも話が聞…