ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

山ほどある、桃ちゃんの読みたい本

今週のお題「読みたい本」

調子がいい日じゃないと読めないものもある。

『暇と退屈の倫理学

最近買って、今積んでいる本です。導入部分から哲学書のお堅いイメージを払拭し、読者を引き込む工夫がされています。暇と退屈、という我々が「欲しいと思うのに結局浪費してしまうもの」についての考察という着眼点も素敵ですよね。

『物語のカギ 「読む」を10倍楽しくする38のヒント』

これも最近買いました。物語を読むことが「実学」であると説く筆者の、様々な「物語読解」に関する知見がまとまった一冊です。国語の授業で使いたくて読んでいるのですが、正直私は物語が「役に立たなくても良い」と思っている(より正確に言えば、役に立つ・立たないで測れないものも存在していいと思っている)ので、少し筆者とは立場が違うのですが、それでも参考になる点は多いです。

宝石の国

メンタルが本当に調子のいい時じゃないと読めない。アンタークチサイト推しなもので……アニメで心をギタンギタンにやられてしまって……。でも仏教的な側面で読めたり、単純に「失いながら強くなる」系の物語でなかったりするのも面白いポイントです。

『現代文解釈の方法』

今この前段階にあたる『現代文解釈の基礎』を解いています。正答率が100%だったのは序盤だけで、いかに自分が正確に読めていないのかを思い知らされる日々です。それでも読むことはやめられないのです、ライフワークだから。『方法』の問題が解けるようになったら一人前だと勝手に思っているので、そこまでたどり着くことを祈っていてください。頑張るよ。

読むことと書くことについて

桃ちゃんは国語を専門に学んだ教員ですが、読み書きは本当にすべての学問の基礎なので、おろそかにしてはいけないと思っています。でも子どもたちは平気でそれらから逃げようとするし、どうしても「読み方」「書き方」が分からないまま高学年に上がってしまったケースもあって、基礎がなっていない部分にどう応用を乗せればいいのか、いや基礎からやり直したいのだが……と非常に悩ましいことになっているのも事実です。幼少期から活字に触れる、何かものを書くという経験が乏しいと、人生のどこかでつまずくと思うのです。そのつまずきを少しでも減らすために、桃ちゃん先生は日夜研鑽を積み、授業に還元しているのです。