ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

図書館総合展2021 レポ

今年もオンライン開催! 図書館総合展ですよ。

ビブリオバトルの実践

大学図書館ビブリオバトルを実践したというポスターを見かけて、じっくり拝読しました。大学生だからできる、とかそういう話ではなく、これは本を読むことが好きな子のための「主役になれる」舞台なのかもしれないと思ったのです。参加者の声に「発表が苦手」「思い出を作りたい」と主体的に参加している声が多くみられ、これがミソだと思うのですが、やりたい! という子にやってもらって「私もやってみたい!」を広げていくのが正しい在り方なのだろうと感じました。もちろんビブリオバトルのお作法や発表の練習など、教授すべきポイントはあるでしょうが、それでも「やりたい」「やってみたい」を応援する教師でありたいと思ったのでした。

ナラティヴ・コミュニケーションの実践

私もナラティブアプローチを実践する者として参考にしたいと思った記事がこちら。対話で繋がる「ナラティヴ・コミュニケーション」を、このコロナ禍で交流の場が減ってしまった状況に風穴を開ける一手として活用した実践です。話し手と聞き手の対話、「物語」の力、あるいは「物語ること」そのものの力を使って、本を媒介としたコミュニティ形成に非常に魅力を感じました。小学生の頃は本を読んでいたけれど、年齢が上がるとなかなか……という方も多いかと思いますが、こうして本を使って(実際にはオススメ本を選んだり、選書ツアーをオンラインで行ったりしていました)共同体が構成されていくのは、新しい社会のスタイルにも合うのではないかと。つまり、読書を通じて同好の士を見つける、いわばSNSスタイル。それもありだよなあ、と興味深く拝見しました。

図書館たほいや

たほいやの公開バトルを視聴しました。いつもお世話になっている格闘系司書さんや石田先生の取り組みです。今回はいろいろな辞書でたほいやを遊び、実際に視聴者は意味を推理するという体験型配信となっておりました。個人的には「にこぽん」の「コプト教の司祭」というやつがツボでした。あれはずるい、面白すぎる。

図書館でたほいやをやるから図書館たほいやなわけですが、あれは大人数でオンラインでやっても面白いのだろうな、と思いました。あれだけオンラインで盛り上がったのなら、いけると思うのですよ。まあ、趣旨とは違うのでしょうが……。たぶんうちの卓仲間とやっても盛り上がる。日本語不自由卓ですけれども。それでも、たほいやの遊び方や魅力を余すことなく伝えてくれる、よい動画でした。投票したかったな。

www.libraryfair.jp

3月頃まで見られるものもあるそうなので、どんどん図書館を活用する人が増えてほしい!  と願っております。