クリスマスの記録。実は外泊したのです。誰と一緒とか無粋なことは聞かないでください。
場所は神保町にある、「ブックホテル神保町」。21日に予約したのに7100円で一泊できました。破格のお値段です。お安い。そんなブックホテル神保町のすごいところは、各フロアに本棚が置いてあって、気になった本は自由に取って部屋で読めるのです。ヤバい。夜通し読んでしまう。私の部屋に置いてあったのはこちらの5冊。完全教祖マニュアルはいろいろな意味で笑ってしまった。
『ブッタネスカの恋』(天堂きりん)は本当に刺さりました、誰だこのチョイスをした人は……握手してください……と思うほど状況にぴったりで、感動しました。選書のセンスが良い。フロアには旅の本や薬膳の本があって、すごく面白かったです。普段読まないものに出会えるってすごく得がたい経験だと思うのですよ。私がチョイスしたのはこの一冊。
夜通し読んでしまいました。本屋で事前に購入しておいたこちらの2冊と一緒に読むと、頭の中で化学反応が起こるようにアイデアが湧き上がってきて、すごく楽しかったです。どうしても最近は美術系の学術書が読みたくて、それに近い書籍を選んでしまいましたが、「ねこの肉球」も気になっておりました。ネコチャン、可愛い。
スタッフの方からはプレゼントを頂戴してしまいました……! ホスピタリティのかたまり。
私はというと、六本木で買ったパウンドケーキを貪っていました。その横でぬいちゃんたちがaikoちゃんの歌唱を聴いていたという。ベッドがふかふかで、そこでごろ寝しながらいくらでも本を読んでいいという素晴らしい環境……!
楽しい、そして至極の読書体験ができるという点でリピート確定です。すっごく良かった。私はもうこの部屋から抜け出せません。本当は競争率が上がるから教えたくないけれど……もっと広まってほしい、そんなジレンマ……ありがとうございました!