ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

項目別・桃ちゃんの共通テスト2022所感

今週のお題「試験の思い出」

思い出じゃなくて本気(ガチ)のやつ。

コルビュジエが出た!

最初の評論文はコルビュジエがテーマでした。建築とガラス窓の関係性について。私の大好きな建築家ということで、勇み足で解いた結果全問正解を叩き出しました。やったね! ここで複数テクスト読解を使うのか、と思いながら解きましたが、本文に書いてあることを素直に読み取れれば、複数テクストでの問題(高校生の会話例のところ)も解ける感じがしました。ガラス窓で視界が制限されることによって、逆に内省的になれるよっていう話です。引っかかりそうなポイントもいくつかありましたが、だいたいが「語句を知らない」「建築に関する知識が無い」というところに帰結してしまいそうなので、幅広いジャンルの本を読んでおくことが大事だな、と思った次第。

めっちゃミスった小説

小説は、書いてあることからいっそう踏み込まないと、変なつまずき方をする印象がありました。ちなみに桃ちゃんは自信があったのにボロボロ。こういう受験生もいるんだろうな……最近は評論文ばっかり読解練習していたので後悔しています。バランスよくやるのが大事ね。ここでも複数テクスト読解を取り入れていて、絵(今回は広告)を読むのか! と今の小学生に教えていることを凝縮した感じの問題に唸りました。すごいや。内容は戦後の困窮した社会に生きる主人公が、広告会社に勤めたものの、広告案はダメ出しを食らい、日給も少なく、結局会社を辞める、という話。今の子たちにはあまり想像がつかないんじゃないかとも思いました。でもそういう問題でも、筋道立てて読むということをしていかなければならない。読めないのは「論理的に考えられていない」ことの証左なので、今後も精進します。

小学校で教えることについて

小学校でも共通テストで扱うような内容を学んでいて、彼らは将来学んだことを活かしてこんな問題に取り組まなければならないのか……と、今教えている自分を省みて、もっと読解のテクニック的なところも伝えた方がいいんじゃないかとか、それは時期尚早だとか、いろいろ考えたのですが、結局「積み重ね」で国語は差がついていくので、度の児童にも「読み方の基礎基本を教える」ことが大事なんだな、と考えました。テクニック偏重でもなく、王道の読み方を教えるという、非常に難しい道を歩むことになりそうです。