ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

「アルフォンス・ミュシャ」展(八王子) レポ

小さい規模ながら、充実の展示です。

まずは概要から。6月4日まで、八王子夢美術館にて開催中です。10時から19時まで開館、休館日は月曜日。すべての作品がお写真OKだったので、一眼レフを構えてきました……! SNSでの発信も歓迎とのことだったので、ぜひ映える写真を。

私がミュシャにハマったきっかけは、正確には思い出せないのですが、女性の絵を描く画家の中でも「曲線が美しい」ことに心惹かれたのだろうと勝手に回顧しています。絵描きの友人も「女性のふくよかさをあんなにきれいに描けるミュシャはすごい」と言っていたので、私の審美眼は間違ってはいなかったらしい。

今回の展示は初心者にも優しい構成で、人気作を中心としたミュシャの画業のヒット――ベルエポックと呼ばれる時代の寵児となったミュシャの華々しい活躍がこれでもかと味わえます。壁一面のリトグラフが並ぶ箇所は非常に圧倒されるものがあり、ミュシャ玄人(自分で言うか?)も大満足です。久しぶりに連作集も見たし、すごく楽しかったです。

ミュシャの芸術はリアルタイムで日本に共有され、その後ジャポニズムとして海外に輸出された日本芸術を生み出す原動力にもなったので、ミュシャの及ぼした影響は計り知れません。その根強い人気ぶりに今回も嬉しくなった桃ちゃんなのでした。

今回撮影したもの