虚空に向かって話していました。
概要
4月29日21時から1時間、ツイキャスとSpaceにてお話をさせてもらいました。内容としては高校と小学校の違いや指導の工夫について。来てくださった方は少なくても、全世界に向けて発信したという自己満足に浸っています。
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高校と小学校の違うところ
まず定時退勤ができない。無理です。小学校の先生は仕事量が多すぎます。どうにかして減らさないと人が来ないのは当たり前です……。子どももじっと座って話を聞いてくれることは少ないですし、学年によって全く指導の方法が変わってしまう。小学校、めちゃくちゃ大変です。
でもみんな可愛いですし、なついてくれるのもうれしい。だから小学校は一概につらいというわけではないです。
小学校での指導
リフレクション活動(活動の振り返り、リフレーミング)は引き続きやっています。それと並行して、読解から書くことに繋げたり、読んだことを話す・聞くことに繋げたりしています。漢字や書写の指導もしています。授業時間45分に対してやることが山盛りなのですが、それでも活動の内容をコロコロ変えて飽きないようにしています。話すことは得意だけれど読むのは苦手、という子もいますし、マルチにできる子に引っ張られながら指導していくのもちょっと違うな、とも思っていますが、なかなかうまくいかないのが現状です。
他にも通級指導教室でも指導していますが、SSTを含めてこちらも遊びながら指導しています。絵しりとりに異様にハマってくれたのが面白かったです。会話がうまくつながらない、キャッチボールができない、という子のためにSSTとして様々なゲームをしていく予定でいます。
実践について
読むことについては、「帰り道」という単元で、出来事と心情を一緒に追いかけることをやりましたが、情景描写の隠れた心情までは指導しきれませんでした。次回からはじっくり時間をかけて、深いところまで気付かせてあげたいです。
話すこと・聞くことに関しては、「聞いて、考えを深めよう」という単元でシンキングツールの「クラゲチャート」を使って意見をまとめ、傾聴について学んだあと納得がいくまで対話の時間を取りました。同じ意見になったとしても「違う視点から見えてきたものがある」というリフレクションの書き込みがあり、実りある授業ができたようでうれしかったです。
読解の深さが今の課題なので、ここからもっと授業で深く熱い議論を巻き起こせるよう「ファシリテーター」として頑張っていきます。