ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 62 今週の反省

いよいよ校務支援システムとの戦いが始まる。

所見を書く

小学校で勤務し始めて、2回目の3学期です。今回は昨年と違い、がっつり学年に関わっているので、所見を書くことになりました。こういうときにライターの仕事で培った表現力や言葉選びが活きてくるので、やっぱり兼業スタイルもいいなと思っています。でもやっぱり、常勤になりたい。本心はそう。できたら病気が寛解した頃に常勤に慣れればと思っています。

閑話休題、話を戻します。

所見を書く際にその子の普段の様子を想像するのですが、優秀な子たちがとても多いので、褒めたいことがたくさん出てきます。1年間通して、みんなえらかった、すごかった。そんな脳内の「あれ良かったな」という情景から、保護者に伝わる言葉に変換していって、120字きっかりを埋めていく作業がなかなか面白くて、私は思っている以上に小学校教諭に向いていたのではないかと思い始めています。今の勤務先が私にとても優しいのと、子どもたちのおかげと、自分で決めた就業スタイルが功を奏した形ではありますが、今後もそういう「所見を書く」作業をしてみたいと思ったのでした。

支援級、荒れる

今週は毎日泣いている子がいて、どうしたんだろうとみんなで首をひねっています。給食が大好きな子なので、空腹に耐えかねて泣いているのだろうかと思ったら給食後に泣き出すこともあり、どうも調子が悪いようだという結論で止まっています。同じく教職をしている友人に話したら、「ご家庭で何かあるかもね」とのこと。頻繁にこちらの機嫌を伺ってくるので、もしかしたら……とちょっとビビっています。なんにせよ、あの子が笑って1日を終えられるようにサポートしてあげたいな、と考えています。

6年生、頑張る

最近、ずっと手を焼いていた子――ふざけがちで、他の子の邪魔が大好きな子――が、急にやる気を見せるようになりました。黙ってノートに何か書いているし、リフレクション活動も積極的にやるし、発言もする。えらい。どうしたんだろう、と思っていたら担任の先生が「どうして2学期あの成績になったかわかってる?」と、荒れそうになったときに声をかけてくれていたようなのです。責めるでもなく、ただ反省を促すだけの的確な言葉かけに助けられました。すごくありがたかった。

授業の内容としては、複数テクスト読解を取り入れた国語と、実験が山盛りの理科(水溶液)に取り組んでいます。

国語では共通テストに近い形で授業を行なっていて、①読解(精読)、②疑問出し、③話し合い、調べ学習、④2つのテクストを総合して意見文を書く、という構成にしています。適宜スライドを使いながら、内容をおさらいしつつやっているので、テストの点数が上がることを祈っています。個人的に評論文と詩歌の2つが教えやすいので、今の単元は比較的楽です。

理科では実験をたくさんやっています。毎時間のように実験をやっているので、子どもたちのテンションは爆上げです。3学期は特に「自分で予想する」「自分で計画を立てる」ということを徹底的にやるようにしているので、時間はかかりますが「課題解決型学習」をていねいにやっています。私にとっても子どもたちにとってもメリットが大きいので、このていねいさを維持していけたらと考えています。時間はないんだけども!!

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート