またしてもひとり虚空に向かってしゃべっていました。
リフレクション活動をやってみて
小学校でもリフレクション活動は健在なので、その様子からご説明します。子どもたちには事前にアンケートを取って、圧倒的多数だった「Google classroom経由での提出」にとりあえず全員を登録し、紙がいい子は別で提出・私が確認のためclassroomに打ち込む、という形態でやっています。いや、確認漏れが無くなりました。すごい。文明の利器、すごい。ただし提出忘れは多いので、何度も口が酸っぱくなるほど言わないといけません。これは彼らの課題であり、苦手とする部分なので、どうにかしてここからの半年で克服して巣立っていってほしいです。子どもたちのリフレクション活動にかける情熱は非常に強く、普段何も言わない子がとんでもない文字数でアウトプットしてきたり、普段ふざけている子が超真面目なことを書いてきたり、発見があって楽しいです。こちらもお返事に気合が入るというものですね。この調子でどんどんアウトプットを充実させつつ、子どもたちの中に「読解・記述の基礎基本」が定着するようにします。
今の課題
とにかく講義調の授業から脱出したい。こんなつまんねーことすんな! と日々己を叱っております。子どもと一緒に考える、この「一緒に」という部分が大事だと思っていて、私が一方的にしゃべっても「つまんねー」のですよ。ああ、なんかしゃべってんな、でおしまい。彼らにとっては面白くない。だから活動を中心に据えないといけないし、板書量も極力絞らないといけないのですが……そこがまだ甘くて……己を超えるために頑張ります。
次の目標
理科も受け持たせてもらえることになったので、理科教育のなかにリフレクション活動を入れたらどうなるんだろう、と思っています。理科のなかでも「仮説を立てる」「検証する」の部分で、認知の歪んでいる部分を適切にリフレーミングしてあげられたら、きっと定着率もよくなって、楽しくて意味のある授業になるのではないかと思っています。あとはICTを文具にすることはできているので、私のほうがその使い方に慣れてもっと活用してみたい。それも今の課題というか、次に頑張りたいことです。
教育に王道なし、道は自分で作るもの……ですが、己の足跡が何かの足しになれば幸いです。