先日恵比寿まで行ってきたのでレポを。
12月14日から12月19日まで開催されていたこの展覧会は、同じ場所でアクセサリー製作を学んだ4名のクリエイターさんが作品を展示・販売する会でした。完全に外様の私は何をどうしたらいいか全然わからなかったのですが、かわいらしいと思ったふたつの作品について書いていきます。
おでんのアクセサリー
こんにゃくとおでんの串。それをモチーフにしたピアスが鎮座しておりました。「何これ⁉」という衝撃は、だんだんと愛らしさに変わっていきました。これからの季節、食べたくなるおでん。それが耳元を彩っていたっていいじゃない、だってここはおでんの天国・日本。そんな言葉が脳裏を掠めました。いや、すごく小さくて、おでんだ、可愛い、って脳みそが反応したのですよ。さすがに最初はびっくりしました、なんでおでんなの⁉ なぜそのチョイスなの⁉ って。けれど、おでんでもなんでも、好きなものをモチーフにしたアクセサリーならばそれでいいのだと思うのです。私だって、バラとか桜とか薄紅梅が好きで、それを製作しているし。kawaiiはなんでもありなんだなと思わされた作品でした。
青いバラ
ブルーローズは、「不可能」という花言葉から「夢が叶う」に変わった(遺伝子組み換えで青いバラを生産することができるようになったため)という逸話があります。その逸話通り、金と青に彩られたバラは誰かの夢を叶えるだけの力を秘めていると思いました。それはその花の持つ輝きと、製作者の方の想いの二つが乗っかったからだと感じました。素晴らしかったです、美しくて強い。凛とした輝きでした。ぜひともお名刺を渡してお話を伺いたかったのですが……桃ちゃんの小心者! そして在廊していらっしゃらなかった可能性! それでもあの青いバラは、私の心に深く刺さったのでした。私もああいうの作りたい、そして誰かの夢を叶えたい。
なかなか詳しいお話は伺えませんでしたが、非常に楽しかったです!
