今日はデザフェスvol.54に行ってきました。熱量そのままに書き込んでいきます。
一世一代の出費
飴屋纏さん、という方がいらっしゃいます。仕事や家事でネイルアートを普段我慢している方に、気軽に付けられるネイルを作るーーということで「ネイルリング」というものを販売されています。写真はこちら。
これ、実はすべて飴屋さんの手描きなのです。ものすごく緻密で繊細な作業をされている姿勢に感動し、わたくし本日万札を一瞬で吹き飛ばしました。瞬間最大風速で吹き飛ばしましたよ、ええ。このネイルリングは世界に一つ、飴屋さんの造形美だからこそ成り立つ作品です。メンズの方も購入されていたので、もっと世界に広まってほしいアーティストさんだと思っています。試着から繊細な調節もしてくれる、まさにホスピタリティのかたまりのひとでした。たくさん可愛がります、ありがとうございました。
とりらしきとわたし
とりらしき、というキャラクターがいます。ひこーきさんの創作した生き物で、とても愛らしいです。私は今回お使いでこのとりらしきのカレンダーを購入したのですが、とりらしきとは因縁があるのです。
インセインの有料シナリオに「蜃気楼の夢」というのがあって、今回お使いを頼んでくれた友人と1on1で遊んだのですが、もうエモいのなんのって……緊張していた私のロールプレイもだんだん熱を帯び、最後の決戦で最高速度を選ぶほど作品に入り込んでしまいました。高速度を選ぶとそのぶん失敗する確率もあがるのです。それでも助けたい人がいた。あのシナリオは本当に名作だと思っていて、いつまでも語り継ぎたい名作オブザイヤー受賞作品と勝手に呼んでいます。素晴らしい。そのシナリオに出てきたとりらしきちゃんと仲良くなったので、私はこの生き物を一生忘れることがないだろうと思っています。
内田さん、遂にバンドデビュー
もちろん拝見しました、ガールズバンド「Ü」の生演奏。大きなミスも無く安心した、と内田さんはおっしゃっていましたが、堂々たるお姿で、ライブペイントとは違った魅力を味わえました。3曲披露し、最初の1曲では作詞も担当され、まさかのK談社に持ち込みに行った時の実話をもとに歌詞を書いたというご発言もありました。いや、さすがにそこまでは予想できなかった。そして最後の最後で(発声NGですが)大きな拍手を浴び、オーディエンスを沸かせるという夢を叶えた内田さん。「よかった……」と私も勝手に後方腕組み彼氏面していました。これでバンド出演はもう無い、とのことでしたが、マンガライブペイントでこれからも頑張ってほしいですね!
どうやら根っからのクリエイターらしい
私は会場を回っているうちに、あれも作りたい、これも作りたい、あれを書きたい、あんなことがしたい……と湧き上がる情熱を抑えきれずにいました。おようふくを製作された方のところでは縫い方を研究し、フラワーデザインのお店ではデザインを研究し……とにかく「私もやりたい」「創りたい」という、根っからのクリエイターが桃ちゃんなのだと気付かされました。この思いを胸に原稿をバリバリ書いてガンガンつくるぞ! それでは、また。
