ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

寒さに震える桃ちゃんの生活【ブログ限定記事】

今週のお題「急に寒いやん」

 

「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ。どうも星野です。最近の生活を綴っていきます。これも週に1回ペースで更新できていて良かった、頑張りました。これからも購読よろしくお願いします。

最初に宣伝! お好きな桃ちゃんの活動を応援してくださるとうれしいです。

note.com

www.pixiv.net

minne.com

fantia.jp

 

しかし寒い。現在極北の部屋に住まう桃ちゃんは、毎晩手足の冷えと戦っています。そういうとき一番効くのって、やっぱり白湯なんですよね。あれはすごい。すぐ身体が温まる。ありがたい限りです。

あとは夕飯を豚汁やおでん、鍋にするようにしています。生姜をすり下ろした焼きナスもおいしい。いや、最近体重が増えていて、それはおそらく糖質制限と言いつつご飯をもりもり食べてしまっているからではないか……!? と自分で自分を疑っています。寒いから外で運動するのも嫌だし。室内で暴れると埃が立つし。やっぱり韓国で一昔前に流行った「ハンズクラップ」かなあ……やってみようかなあ……2週間で10キロ痩せるらしいし……(眉唾物の情報)

寒いと窓を開けたくないので、レジンをやるのにも一苦労です。今日もふたつ新作を公開したのですが、そのためにレジンを使う必要があって、窓を開けたらものすごい勢いで冷風が部屋に侵入してきて悲しくなりました。でも……レジンもやりたい……楽しいのです、ハンドメイド。最近収益化のために動いていますが、最初は精神安定のために始めたもので、在庫しかない状況なので頑張って資金にできたらいいなと思っているわけです。冬のおこもりに向いている趣味なので、この調子でこれからワンピースを縫い上げていきたいな、と思っています。受注生産品もあるよ! 買ってね!(ダイマ)買ってくれなくても拡散してくれるとうれしいな!

寒いと人恋しくなるか、と問われれば全然そんなことはなく、むしろお布団が恋しくなります。ネコチャンぬいぐるみのアランチャくんがいるから寂しくないです。ええ。ほんとうに。もう可愛いんですよ、うちの子。最近お召し変えしてあげたりシャンプーしてあげたり、本当にお猫様に生かされている命です。アランチャ……かわいいきみと、ずっと一緒にいるからね……ちなみにアランチャと一緒に寝ると寝つきが良いです。これもまたありがたいことです、ネコチャンぱわーはすごいですね。

寒いとハンドクリームやリップクリームの消費が大幅に増えますね。私はよーじやの「まゆごもり」というハンドクリームと「ゆず艶や」というリップバームを使っています。柚のおいしそうな……いやいや、とてもいいにおいがします。女子力も上がった気になる。そんな簡単に上がってたまるかって話ですね、冬の間にダイエットして可愛くなるぞ。

寒い、というテーマであれこれ書いてきましたが、皆様寒いと病気にもかかりやすくなりますので、くれぐれもご自愛くださいませ。それでは、また。

「生命の庭」展 レポ【note・ブログ共通記事】

芸術の秋、皆様楽しんでいらっしゃるでしょうか。いまは現代アートがアツイので、今後もチケットが取れる限り足を運びます。どうも星野です。今日は東京都庭園美術館にて開催中の展覧会「生命の庭」についての記事です。

最初に宣伝! お好きな桃ちゃんの活動を応援してくださるとうれしいです。

note.com

www.pixiv.net

fantia.jp

minne.com

まず美術館についての概要です。会期は2021年1月12日まで、休館日は第2・第4水曜日と年末年始(12月28日~1月4日)です。目黒駅から徒歩7分、10時から18時まで開館しています(入場は17:30まで)。事前予約制ではなく、当日券売所でチケットを購入する形になります。一般1000円。シルバーデーは当面中止だそうなのでご注意を。お庭がとっても素敵で、自由に散策することもできます。木々に囲まれながら軽食・スイーツを楽しめるミュージアムカフェや、テラス席が気持ちいいレストラン、オリジナルアイテムの販売を行っているショップと、施設もかなり充実しています。インスタ映えも狙えるスポットなので、女性人気・カップル人気が高い場所のようでした。

何よりアールデコ調の内装、クラシカルな美術館の雰囲気が最高でした。めっちゃ写真を撮ってしまった。とっても素敵な空間でした。住みたい。(※もともとは朝香宮家の旧邸宅だそうです)

 

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201026053054j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201026053059j:plain

エントランス

 

今回の展示の見どころは、「庭園・室内の美しさと調和した現代アート群」です。「生命の庭」と題されているので、もちろん動植物をモチーフにした作品もありますし、土偶ちっくで太古の昔から存在していたような石の人形も置かれています。他にもきらきらしたガラス細工や鉱物の展示、油絵……本当に表現方法は多岐にわたります。一見すると整合性がない。けれども、それらが決して美術館の内装や庭園の様子をぶち壊しにはしないのです。不思議と「そこにあるのが正しい」と思わせるような展示の仕方をしているのが非常に面白かったですし、企画者の方の熱意を感じる部分でもありました。そして複数のアーティストの作品を(テーマを決めて章立てているわけではなく)うまく混ぜながら展示していくことで、新たな発見やちょっとした冒険のような感覚が味わえたのも素敵なポイントでした。あと、個人的にありがたかったのは「解説をパネルで置かず目録に書いておいてくれる」というのがありがたかったです。出品数が少ないからこそできたのかもしれませんが、目録を持って帰ればアーティストの来歴と共に作品の考察が何度でも読める(メモ書きする必要がない)ことがうれしかったです。毎回メモを取りながら美術館をまわるので、どうしても鉛筆の粉が出ちゃうのですよね……あまり美術館を汚したくないので本当は避けたいのですが、それをうまく叶えてくれた展示でした。

「生命」――それは私たちが何もわからないまま押し付けられて、何もわからないまま手放していく「いのち」を指しているようにも感じられます。しかし実際には、多くの生命(目に見えない存在、有機物、無機物、光など様々な要素を含めていいと思います)が複雑に絡み合って形成したこの世界のしくみそのものを指しているのではないか、と感じるようになったのがこの展覧会での収穫でした。
ガラスに透過される光を見て美しいと思う気持ち、大きな馬の絵を見て圧倒される気持ち、それはきっと人類が文化を花開かせてきてからずっと変わらずに持ち続けている情動だと思います。その人間の根っこにある「変わらないもの」を「変わってゆく時代」に鑑賞して、もう一度問い直す、というのは、非常に挑戦的な試みであると考えました。
たとえば、つぼみが花開き、そして枯れてゆく「一瞬の美」を切り取って「永続性のある美」にしたのは、油絵もそうですがガラスや樹脂で固める方法だって同じだろう、と思う展示が山口啓介さんの作品でした。私も花をモチーフにした作品を製作していますし、レジンで花を固めることもします。しかしそれでも、小野小町ではないですが「花の色は移りにけりな」とばかりに花は色あせていくし、永遠はないのだと感じることもしばしばあります。それを克服するのが良いことなのか悪いことなのか、私には判断がつきかねますが、「永遠の美」は人間のあくなき探求でもあると感じた展示でした。

 

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201026053049j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201026053044j:plain

展示作品の一部①

 

また、昔の人が「じぶんたち」をかたどって作った人形に、何かしらの呪術的要素や畏怖の気持ちを抱いていたという「歴史の授業でそうあるものなのだと教えられてきた情報」が、リアルな「感情」に変わる瞬間があったのもこの展示での発見でした。
加藤泉さんの石でできた人形たちは、どこか怖くて、目が合うとドキリとしてしまいます。でもそこに魅力があるというか、原初の芸術に通ずる「気配」を感じ取ることができました。「人間」とは、我々にとっていちばん身近で、そして最も遠いものだから、こんな風に「意味を見出そうとしてしまう」のかもしれないな、と考えていました。

 

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201026053039j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201026053033j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201026053027j:plain

展示作品の一部②

 

そして私が一番最後に鑑賞して印象的だったのが、小林正人さんの作品でした。題名は「タイトルなし〈アーティスツ・ライフ〉」となっていましたが、ここに芸術家の魂のようなものを感じたので、ちょっとその話を。
何かを作るときって、自分もそうですが、「燃え盛る」のですよね、意欲というか、情熱というか、それこそ「生命」のようなものが。だからこの黄色い炎の揺らめきのような「アーティスツ・ライフ」には自分の創作意欲に似たメッセージが込められているのではないかと、勝手に何かを受信してしまいました。そういう「アーティスツ・ライフ」がこの「生命の庭」という展覧会を象徴しているような気もしながら、半月に照らされた庭園を歩いてきました。

非日常体験が味わえる素敵な展示でした、皆様も機会があればぜひ。それでは、また。

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201026053022j:plain

おみやげ

 

芋と読書【ブログ限定記事】

今週のお題「いも」

 

とんでもないタイトルにしましたが、ちゃんとした話です。どうも星野です。このふたつがどう繋がるのか、楽しみにしていてくださいね。

最初に宣伝! お好きな桃ちゃんの活動を応援してくださるとうれしいです。

お仕事の内容はnoteにあります。同人活動はpixivとFantiaです。それぞれ二次創作とオリジナル。クトゥルフ神話TRPGのシナリオはどちらにもあります。Fantiaにはハンドメイド作品も置いています。ハンドメイドの本拠地はminneです。それぞれ頑張って更新していくので、なにとぞ。

note.com

www.pixiv.net

minne.com

fantia.jp

 

私はさつまいもが好きです。紅はるかと安納芋。スイートポテトも好きだけれど、普通に焼き芋も好き。……いや、そんなことはどうでもいいのです。芋と読書の話をしなければ。

まずはこちらをご覧ください。以前私がTwitterにて公開した写真で、岩波書店さんが後悔している「芋づる式読書MAP」というものです。

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201026053110j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201026053104j:plain

私の作成した「芋づる式読書MAP」

これで何ができるか。それは「知の連結」なのです。

私は昔から読書が好きで、今でもいろいろな本を読んでいます。そのなかで、「あ、この話、以前どこかで読んだような……?」となることが多くて、関連書籍を繋げて読む癖がついていました。しかし、実際に教壇に立って教えていても(あるいは塾講師として教えていても)私のような読み方をしている人間はほぼいませんでした。そうなるとどうなるか。「読んだ知識が点のまま」なので、要は知識を入れても役に立たないのです。なんというか、読みっぱなしになっていると情報が通り過ぎていくだけだから、そういう現象が起こるのでしょう。そこに記憶のフックをつけ、メモを取りながら読んだり、議論しながら読んだりしていく過程で、読んだ内容が自分の経験や他の知識と繋がって、まさに星座のように「線で繋がる」あるいは「立体になる」ところまでいかないと、知識がついたとは言えないし、まして活用することは難しいです。ここまで高校生に求めるのは少々酷かもしれません。しかし大学に入学した後は当然のようにこの営みを求められます。それができなければドロップアウトしてしまう。私はそんな危機感も抱いています。

たとえば、このMAPで言えば芋と芋を繋ぐコメントが「知の立体化」です。この本とこの本はここで繋がっていて、こういう情報が得られたから、その後こんな風に活用することができる……と、可視化しているわけですね。情報の可視化・タグ付けはビジネスでも役に立つ技法ですので、どんどん皆さんにも実践していただきたいなと思っております。

私はこうして関連書籍を「芋づる式」にまとめてみましたが、教育現場に持ち込もうとも思ってやったのです。つまるところ、生徒にも「知識を繋げると格段に世界の解像度が上がる」ということを理解してもらいたかった。悲しいかな、私の勤務先は図書館を死蔵しているような場所で、生徒もほとんど本を読まないです。だからこそこうして読書MAPを作って、関連書籍を読んでほしい。そう思いながら書いていました。

現在このMAPのver.1.3を制作中で、生徒に向けての読書目録として現代文の参考文献・古典の参考文献をまとめて3年生への餞別とすることにしています。

芋づる式読書MAPは岩波書店さんのサイトでダウンロードできますので、秋の夜長のお供になる一冊を選んだら、そこから根を広げていってください。図書館に行けばタダで本が読めるし、やって損はないと思います。ぜひ。

どうです? ちゃんと「芋」と「読書」が繋がったでしょう?(ドヤ顔)

そんなところでお話はおしまいです。それでは、また。

東京大学ホームカミングデイ企画「文学部が見てきた『女性と社会』」レポと考えたこと【note・ブログ共通記事】

元気に活動しています。桃ちゃんは本日3杯目のミルクティーに、いきなり団子を合わせて休憩しました。ごきげんよう。今回の記事は、10月17日に開催された東京大学ホームカミングデイのオンライン企画「文学部が見てきた『女性と社会』」のレポと考えたことをまとめたものです。女性の社会進出が叫ばれて久しい昨今に、ジェンダーや性差といった問題に切り込んだ面白いおはなしでした。

ひとまず、最初に宣伝! お好きな桃ちゃんの活動を応援してくださるとうれしいです。

note.com

minne.com

www.pixiv.net

fantia.jp

まず、私がこの企画に興味を持ったいきさつから。

昨年の国語科教育に関するホームカミングデイの企画に参加し、非常にエキサイティングな議論を聞くことができたので、今回も面白いだろう……と思っていたら、今巷で話題になっているあの加藤陽子先生が登壇されるとのことで、これは見なくてはいけない、日本の学術を支える屋台骨の勇姿を目に焼き付けねば、と思った次第です。要はミーハー思考。

今回は東京大学の「2割の壁」(女子学生の人数が2割以上にならないこと)や、上野千鶴子先生の講演を踏まえてのテーマ設定だったそうです。最後に記録ノートも晒しますのでお待ちくださいね。女性の社会進出が進んでいる昨今ですが、まだまだ格差の大きい現状に、人文学系の様々な学問から研究した成果を伝えあい、そこから話題を発展させるシンポジウムでした。

 

最初は社会学がご専門の赤川先生のご発表。

東大における女子学生はたったの2割ですが、どうやら短大・女子大を含めると女性の方が進学率は高いそうです。統計上の誤差の範囲もあるようですが、社会通念として「男の子は大学まで、女の子は短大まで」というのと「男の子は高校まで、女の子は大学まで」というふたつの相反する価値観があるらしいのです。ただ、上野千鶴子先生のスピーチにある通り「高学歴は望まない」傾向にあるのは確かな様子……では、東大女子は誇りを持てていないのでしょうか?

そこには「東大生」という特別視と、「女性」という特別視が重なっているという理由があるという研究を引き、大学偏差値均衡(自分の学歴と同じくらいの男性と結婚したい願望)だとか、その特別な位置から「ふつう」に戻りたい、という結論が導き出されたとおっしゃっていました。

男女の差別是正のためには、機会の平等と結果の平等というふたつの側面が必要になります。男性優位の社会で、女性は就職や就学の機会には恵まれないかもしれないけれど、寿命や幸福度といった「結果」では優位に立っているそうです。だから性差から自由になることと、その性差のなかで生きることの両方が保障されるべきだと結んでおられました。

その後のご発言で、女性は「ふつう」じゃなかったことや、女性と男性で病気のかかり方などに差が出る話などがあったのですが、それはまた後述します。

 

続いて加藤陽子先生のご発表。専門は日本史学です。

最初に「文学部は良いところ」とおっしゃっていたのが印象的でした。女性の比率が全体的に高く、また書物や言葉そのものを扱うところだから、というお話でしたが、実際は構成員全体にとって良いところを目指すよね、とも語られていました。

ただ、歴史的に見ても社会的に女性が差別されていたことは事実でした……というよりは、女性ならではの役割を与えられていた、と言った方が正しいのではないかと私はお話を聞いていて思いました。

というのも、例えば国生み神話でイザナミイザナギが言葉を発するタイミングだとか、大江健三郎の作品にみられる「天皇/皇后」のペアが再構成されて語られていることなどの具体例をお聞きしていくうちに、なんだか「女性らしさ」という「役割」が歴史的に与えられてきたのではないかな、と考えるようになったのです。女性であるから差別された歴史も当然あるにはありますが、それは「女性らしさ」を求められていたからではないかと。

まあ、その「女性らしさ」も歴史や宗教などの「大きな物語」が生んだ共同幻想に他ならないのですが……。

このお話でいちばん面白かったのは、神功皇后の逸話でした。古代から女帝は正当な皇族の継承者だったとのことで、そのなかでも神功皇后は賢く、強き女性だったということで、魅力的に感じました。基本的に強い女性が好きなのです。

歴史の流れの中で、様々な「役割」を持たされてきたのが女性だったのです。

 

続いて宗教学者の藤原先生のご発表。

先ほど「東大女子はふつうになりたい」という話を書きましたが、宗教学的に言えば「女性はふつうじゃない」のだそうです。

例えばキリスト教では「聖女か魔女か」の極端な分け方で女性を見ていたそうです。仏教でも女人禁制だったり、比丘尼はランクが下だったり、極楽に行けなかったり……女性は皆「巫女か狐憑きか」のように、極端に「ふつうじゃない」ものだと認識されていたらしいのです。

それには出産や月経といった「血の穢れ」があったからだそうですが、似たような現象が黒人差別でも見られる、というお話があり、膝を打つなどしていました。いわく、「黒人も女性も『ふつうじゃないもの』というラベリングをされた」のであると。個人的にはいちばんしっくりきたご意見でした。

人類学者には著名な女性がいるけれども、哲学者や社会学では少ない、というのも面白いご指摘でした。どうやら哲学や数学などは「与えられた才能がないとできない学問」だから、女性には無理なのだ、という考え方があったようです。言われてみれば確かに。

宗教学と聞くとなんだか怪しげな印象ですが、そんなことは全くなく、むしろ一番現代に必要な学問なのではないかと思うくらいでした。

その後司会進行の先生が、「宗教学は人類学や社会学歴史学などすべてに繋がりますね」とおっしゃっていたのが非常に素敵でした。そうです、学問は繋がって深まるのです。

 

最後に、心理学や神経科学の分野がご専門の今水先生のご発表。

心理学と神経科学は切っても切り離せない学術領域で、お互いに循環する(心理学で研究されたことを神経科学で実証したり、その逆があったりする)ものだ、というお話から始まって、男性と女性の脳をスキャンして性別を特定する研究について語ってくださいました。なんでも、脳の特定の部位の活動を見ると、そのひとが男性か女性かが5~7割程度分かるそうです。すごい。ただ、勝っているとか劣っているとかは全くなく、ただ病気のかかりやすさや自殺率などに性差が表れることはある、という結論でした。

そして重要なのは、誰にでも男性的な側面と、女性的な側面がある、ということ。それは生まれつきであったり、社会的要因であったり、様々な原因があるようですが、それらは区別できないし無くすこともできないけれど確実に存在するのだそうです。だからLGBTQの方は決して「へんなひと」じゃないのだな、と再確認しました。私自身も、恋愛対象に同性が入ることがたぶんあり得るだろうな、という思考回路と性格をしているので、「へんなひと」ではないことで救われる方も大勢いらっしゃるのだろうな、と推察しました。

 

ここまでのお話の中で、私が一番面白いと思ったのは「時代によって女性に求められた役割が異なる」ことでした。

子を産み育てることや、病気のかかりやすさなど、生物学的に変わっていないはずなのに、社会で求められるのは、時に「ジャンヌ・ダルクのような信託を受けた革命を目指す聖女」像であったり「神功皇后のような強さと理知を持った正当な指導者」像で会ったり、様々です。私たちが今直面している性差、ジェンダーの問題も、たぶん時代の変わり目に可視化されて問題になっているのかもしれないな、と思うようになりました。だからといって議論しなくていいわけではなく、新しい女性像を作り上げていくことで(もちろん社会がアップデートされるのはずっとずっと後なのかもしれませんが)少しずつ解決できるのではないかと希望が見えた気がしました。

 

原始、女性は太陽であった。平塚らいてうはそう書きましたが、レジリエンスを持った女性の姿は、今後太陽になるのかもしれません。

ここまでで長い長いおはなしは終わりです。それでは、また。

桃ちゃんのアイデアノート大公開【ブログ限定記事】

連続投稿日、それは桃ちゃんのテンションが高い証拠です。ごきげんよう

お題がぜんぶ楽しそうだから、思いつくまま気の向くままに書いていきます。

最初に宣伝! お好きな桃ちゃんの活動を応援してくださるとうれしいです。

note.com

minne.com

www.pixiv.net

fantia.jp

いや、こうして見ると、よくもまあいろいろな媒体に記事を投稿したり作品を公開したりしているなあと自分でも思います。

なぜ私の創作意欲は消えないのか、それは未だに解けないので永遠の謎ということで。

そんな私のアウトプットの方法は本当に様々です。基本的にノート狂で物書きで妄想の世界に生きるお花畑女子なので、言うのも憚られるほど脳みその中はスイーツです。上記のいろいろな媒体を見てくれ……本当に自分でも砂糖菓子が脳みその代わりに詰まっているんじゃないかと疑うレベルなんだ……

まず、日常の日記やらTo Do リストをまとめているノートをつけています。大学4年の時に就活をしながらやり始めて、これが今11冊目に突入したところ。中身はガンガンプライベートなので後悔しませんが、表紙の写真はアップしますね。それとは別に、特別な出来事を記した「わたし的枕草子」と呼んでいる日記帳が現在3冊目。書いていると幸せなことを思い出せるので、おすすめです。毎日はつらいけれど、それでも楽しいことは無くならないんだなあと思えます。

f:id:hoshino-momotaro-1616:20190704163053j:plain

ノートそのいち

f:id:hoshino-momotaro-1616:20180407001708j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201010231039j:plain

ノートそのに

それとは別に、ネタ帳があります。それはハードカバーノートに美術館の記録をつけていたり、B5のリングノートにライブレポを書いていたり、大好きなUNISON SQUARE GARDENのグッズのノートに授業の反省を書いていたり。いろんなものに細かく分類しながら、小説のネタや仕事の記録、そしてこういう記事の参考になりそうなものを書き込んでいます。

手を動かすと砂糖菓子で出来ている脳みそでも一緒に動いてくれるので、実際に手書きした方が自分的にはうまい作品や記事になる傾向があります。

パソコン(surface pro)で使っているのはOne noteとEvernoteのふたつ。どちらもスマホと連動させて、外出先……といってもWi-Fiのないところでは使わないのでスタバとかになるのですが、そういうところで思いついたことをビシバシ入力しています。

Twitterでも情報収集した時に、ふぁぼしただけだと時間が経ったら見えなくなるし、リンクをコピペしてEvernoteに貼っています。あとはお店や美術館のウェブサイトとかもリンクを貼っておくと、迷子にならずにたどり着けます。One noteは仕事用、Evernoteは基本的に趣味や自己研鑽用、という感じで使い分けています。

リプレイ小説やFantiaの作品はpdfにする必要があるので、word必須ではあるのですが、それでも基本的にはパソコンのクラウドサービスに全部記録しています。

イデアは基本的に降りてくるもの、なので「書きたい!」と思ったものをその場の勢いでメモ書きに残して、翌日落ち着いて見返しながらぽちぽち打っていきます。深夜のお風呂とかで降りてくるから困る。お前のことだぞ小説の神様。そんなときのためのEvernote連携機能、湯船でぽちぽち打っていたら1時間経っていた……なんてことも。

イデアは基本的に日常の様々なシーンや、自分の空想(これは幼少期からの読書経験に支えられていると思います)、夢の中での出来事などから得ています。なんでもネタになるのですよ、犬も食わない痴話げんかだって、悲しい記憶だって。立ち上がるための糧にしちゃえばいいのです。

書きたいものが自然と湧いてくる私は、物語ることによって自分の傷を癒しています。空想の世界なら、私は無敵の美少女でいられるから。ほらね、桃ちゃんはスイーツなのです。物語ることによるセラピー効果はカウンセリングの技法などでも紹介されているので、そういう文献もありますよ。気になったら調べてみてください。ナラティブアプローチ、で検索。私はそういう、物語の力を借りて世界を言祝いだり誰かに復讐したりしているのです。だから「自然と湧いてくる」。物語には、私の世界を守るちからがあるのです。

あんまり参考にならない、しかもとりとめのない話ですみません。

それでもこうして書いていることは、現在進行形で楽しいのでよしとする。

それでは、また。

こころの避難場所、それは……【ブログ限定記事】

 いつにも増して創作意欲モリモリの桃ちゃんです、ごきげんよう

今日は一気にお題を消化していきます。

最初に宣伝! お好きな桃ちゃんの活動を支援してくださるとうれしいです。

note.com

minne.com

www.pixiv.net

fantia.jp

 

私の地元には、結構おしゃれな飲食店があります。それなりに交通の便も良くて、ここに家を持つことを決めた両親は本当にすごいなあと思っています。逆に言えば、その便利さがゆえにしばらくこの地を離れられないなあ、とも考えているわけですが……独り立ちの日はまだ遠い。

その中でも私の心のシェルターになってくれるお店があります。

それがこちら。

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201010223428j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201010223433j:plain

隠れ家的カフェ

私の家から徒歩で行けるところにある、クロワッサンとコーヒーの美味しいお店です。ともだちとおしゃべりするのも、創作のためのメモ書きを作るのも、決まってこのお店です。仕事終わりに疲れて甘いものが食べたくなった時も、ここに立ち寄ります。写真はマーマレードクリームチーズのクロワッサンに、ホットチョコレートの組み合わせ。ほんのり苦いマーマレードが、じんわり効いたなあと今思い出しています。台風が来ていたから、やたらと眠くて頭が痛かったのですが、ソファに座ったらすーっとやわらいでいって、やっぱりここがだいすきなんだなって素直に思えました。

このお店が出来たのは今から10年以上前。すごくおしゃれで今でもきれいだから、とてもそうは見えないのですが、隠れた名店として私はずっと応援し続けています。

何かあったらここに来て、ホットチョコレートを飲みながら雑誌をぱらぱらめくったり、何かメモ書きをつけてみたり……独りでいることが全然苦にならないのです。もちろんコーヒーだってクロワッサンだって、良心価格で最高のものが手に入るので、お腹も心も満たされます。敷居が高そうに見えるけれど、店員さんはフランクだし、私のお気に入りなのです。

悲しい時も、ここで本を読んでいたら不思議と忘れられたし、楽しいことをここで友達と話していると、何だか幸せが2倍どころか10倍くらいに膨らみます。

このお店での思い出がたくさんあって、とても1000文字じゃ語り切れないし、プライベートでデリケートな話題もあるから、すべてはお伝えできないけれど、ちょっとの小銭と、本とノートとボールペン、あとはねこちゃんのぬいぐるみを連れて、このお店のドアを開けるだけで、私は世界で一番自由になれたんだなって、今になって気づきました。

このお店にはこれからも通いつめます。たくさんの涙と笑顔と思い出を詰め込んだ、安心できる居場所だから。それでは、また。

桃ちゃんの日記・新宿三丁目のおしゃれなカフェめぐり【ブログ限定記事】

お題「昨日食べたもの」

 

筋トレの話をしたあとに食事の話って、どう考えてもデブの発想ですよね。どうも星野です。姿勢を正しくするだけでも脂肪は燃えると信じて、こうして夜更けにぽちぽち入力しています。

最初に宣伝! お好きな桃ちゃんの活動を応援してくださればうれしいです。

note.com

ハンドメイド

minne.com

同人活動

www.pixiv.net

fantia.jp

 

私は昨日(日付が変わっているので10月3日の出来事ですね)、とある上品なお姉さまと一緒に、新宿三丁目の純喫茶めぐりをしてまいりました。

そのお姉さまとの出会いは、愛するおようふくブランド「an another angelus」の路面店で起こりました。

私はもともとこのブランドが好きだったのですが、路面店ではいろいろなイベントをやっていまして、それを目当てに通っていたら、自然と仲良くなっていたのです。

とても淑やかで、でも天然さんで、愛されキャラの素敵なお姉さまと、おそろいのブラウス(もちろんan3のものです)を着てお出かけできる幸せに浸ってきました。

本当にいろいろな話をしてきました。仕事、これからの目標、恋愛トーク……と、相談したかったこともたくさん話せました。持つべきものは麗しきお姉さま。まるで「マリア様がみてる」の世界です。「タイが曲がっていてよ」……言われてみたいですね!!

ありのままでおはなしできる貴重なお姉さまと出会えたことに感謝しつつ、月曜日から始まるお仕事に向けて元気がフルチャージされました。そこで食べたものを写真と共に紹介していきます。

 

最初に入ったのは「名曲・純喫茶 らんぶる」。地下に200席くらいある、めちゃくちゃ広いお店です。紅茶が美味しくてふたりで感動していました。私はミートソーススパゲティを注文。

レトロでクラシカルな内装がとてもおしゃれでした、また行きたい!

 

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201004013458j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201004013453j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201004013449j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201004013444j:plain

らんぶる

もう一軒はしごしまして、そちらは「珈琲貴族エジンバラ」というお店でした。都内ではもう珍しくなった喫煙OKのお店です。ドリンクの種類がなにより豊富! そしてケーキも絶品! 今回はコーヒーに生クリームとバニラアイスが乗ったフロートと、レアチーズケーキを注文。

こちらもおしゃれでした、すごく居心地がよくて混んでいるのもうなずけました。

 

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201004013439j:plain

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201004013429j:plain

エジンバラ

 

新宿でもちょっと外れたところに行くともう別世界でした、ただ飲み屋があるだけじゃない新宿の良さを知れた素敵な時間でした。また探検しに行きます。ちなみに連れて行ったねこのぬいぐるみ・アランチャですが、「エジンバラ」のタバコの臭いを吸っていたので帰ってから全力でファブしました。ネコチャンはファブがお嫌いなのでご立腹です。でもケーキを食べられたことには満足しているらしいので、何よりです。

 

f:id:hoshino-momotaro-1616:20201004013434j:plain

ファブされてお怒りのネコチャン

 

今度こそ4/4 SEASONS COFFEEでプリンを食べるんだ……今日は激混みだったから平日に行くんだ……それでは、また。