ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 2024-35 今週の反省

遂にやらかしてしまった。ごきげんよう、桃ちゃん先生ですよ。

途中で休んでしまったことについて

今週の半ばに突発的にお休みをいただきました。うつがひどかったときのように、身体が動かなくて、どうしても今日は無理だと思っての「戦略的撤退」でした。しかし内心では「辞めさせられるんじゃないか」という不安がいっぱいで、どうしても仕事のことを考えてしまいました。以前の職場では「どんなに授業が上手くても、仕事に来られないなら辞めてほしい」と言われて退職した経緯があり、個人的にはそれがまだ引っかかっていたようです。授業がしたい、できない、どうしよう、という堂々巡りで脳みそが過活動になっていたようにも思います。でも翌日職場に行ったら「大丈夫⁉」とメチャクチャ心配され、「定時で帰りなよ!」とみんなに送り出されるなど、びっくりするほど優しくしてもらえて、本当に泣きそうになりながら帰りました。教員のなり手不足が叫ばれて久しい昨今、この「気軽に休めない環境」がどうにかならない限り常勤になろうと思う人間は出ないだろうと思ってしまいました。教員も人間だから、ストレスも疲労もたまるしケガも病気もします。それをカバーできないくらい現場が逼迫しているのがすべての元凶なのです。給与アップ、業務削減、これくらいできないでどうする文科省

研修がありました

支援級の授業を参観していただく時間がありました。緊張していて段取りの何もかもをすっ飛ばすポンコツぶりを発揮してしまった。悔しい。でもみんな褒めてくれたし、大変だねって理解してくれて、「ここでは失敗しても怒られないんだ……!」と感動しました。前の職場は失敗を許さない感じだったので、カルチャーショックでした。印象に残っているのは、あるベテランの先生が放った「達成目標って一律にしなくてもいいんじゃないですか?」というご発言。確かに……どうしても「一緒に」って思いがちなのですが、児童一人ひとり特性が違うなら「達成すべき目標もそれぞれに合わせていい」ですよね……個別の指導計画を立てていながら、そこを見落としていたことが非常に恥ずかしかったです。でも本当に勉強になったし、支援級で指導した経験は絶対にこれからも役に立つだろうから、今以上に頑張りたいと思っています。

授業実践・5年国語『想像力のスイッチを入れよう』

この実践は、構成に注目させることを目指しています。1回に2ページずつ進み、最後に事例の効果やどうしてこのような構成なのかを考えておしまいにする(そうしないと次にいけない)予定です。これは金曜日の板書です。ここまでいろいろな意見を交流できるようになったこと、そして障がいのある児童を受け入れるメンタリティが全員にあることがすごいと勝手にびっくりしています。

国語の板書

内容はさらっとやって、構成の面白さ、今までの説明文とは違う魅力、そして「メディアとの付き合い方」を学んでほしいなと思っています。これからどうなるかは児童とのやり取りのなかで決まりますが、私は基本的にGM(ゲームマスター)なので、このひとつのシナリオをどう導くかプレイヤーと考えられればそれでいいかな、みたいな立ち位置です。

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート