ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 2023-2 今週の反省

働いた。頑張った。えらい。

5年国語『なまえつけてよ』

みっちり読み進める授業を続けていた、蜂飼耳の『なまえつけてよ』ですが、今週で予定していたすべての工程が終了しました。さすがに指導書に書いてある「4時間で終了」は無理でした。というのは、今教えている児童の学力的な問題が大きく関係しています。昨年度の6年生はびっくりするほど優秀だったのですが、今年の5年生はまだ幼く、なおかつ抽象的な思考がまだ苦手な様子で、今のスローペースの授業にもなんとかついてきている、という感じなのです。だから「みっちり4技能を鍛え上げる」1年にすべく、すべての授業で「やり方の説明」を充実させることにしました。この授業の目的は何か、これから何をするか、などの説明を明確に伝えることで、国語科における言語活動で身につけてほしい能力の最低ラインを引き上げていきます。もう深い意見を言える子もいますが、まずは下を引っ張り上げていきたいです。基礎基本のカルチベートということは忘れずにやっていく所存です。

次の単元では「話す・聞く」を扱うので、各単元のかかわりを意識しながら「聴く」「伝えあう」ことに挑戦してもらいます。

『なまえつけてよ』板書

3年生、いよいよ校庭に飛び出す

校庭で春の生き物を観察した3年生。健康診断の関係で今週は1時間しか授業ができていないのですが、それでも「こんなのあった!」「見てー!」と私を呼ぶ声が絶え間なく響く1コマになりました。20分ほど外に出て、虫を見つけたり花を見つけたりしたら私を呼んでもらってタブレットで撮影し、教室でモニターに投影してスケッチ、という授業構成にしました。進度がばらばらなので、残り2時間で揃えて発表会もして……という計画を立てています。優秀な子たちなので、楽しみながらガツガツ学んでくれると信じています。

支援級での図工

週に1コマ、支援級の図工を担当することになりました。今週はクレパスで鯉のぼりに色を塗ったのですが、みんなの芸術性が大爆発しておりました。カッコいい鯉のぼりから可愛らしいものまで、掲示するのが楽しみな作品が生まれました。色使いが独特ですごくいいなあと思っています。給食の前のいちばん集中が削がれる時間なので、「やりたい!」と思ってもらえるかがミソなのですが、どうしても給食のことで頭がいっぱいの子もおり……それでも頑張ってくれるからみんなえらいです。褒めて伸ばしていきたいけれど、約束を破ったら厳しく接する、というのを徹底していこう、と担任の先生方と話し合ったので、その一線はきっちり引いていこうと思っています。

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート