ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 2023-30 今週の反省

執筆業の原稿も依頼が来ているのに、私はこの時間まで何をしていたんだ。

疲れ切った1週間

「いじめではないか」と保護者が言い出した案件の面談が、この1週間にギチギチに詰まっていました。いや、本当は被害者側の児童が発端なので、どっちもどっちではないかというのが学校の見解なのですが、もう被害者ヅラした保護者がめちゃくちゃに怒っていて話を冷静に聞いてくれませんでした。こちらも対応が後手に回ってしまい、それは本当にお詫びするしかない……でもそこまで過剰反応することか……? というくらいのモンスターペアレントぶりを発揮していて、面談中ずっとつらかったです。成績処理もある、テストの丸つけもある、週案も書かないといけない、そんな中でボロボロになりながらも毎日真面目に仕事をした自分を褒めています。本当にえらかった。ああいう親がいるから教員は摩耗していくし、あの親はたぶん自分の子が犯罪に首を突っ込んで初めて己の間違いに気付くことになるはずなので、もうこの先は舗装された地獄への一方通行ですよとしか言えません。この件で騒いでいる児童の印象も教員や介助員さんの間で悪くなっていて、私も正直関わり合いになりたくないですし、こういう子が社会から疎外されていくのか……と感じました。でもそれは自業自得でもあるしな……。

来年度の話

実はもう、来年度から別の学校に赴任することがほぼ確定しました。というのも、前述した保護者に関わりたくないと校長に申し出たところ、関係者全員が同じことを言っていたそうで、そりゃそうだと思いながら聞いていたら「他に動かせる常勤の枠がない」とのことで、じゃあもう週5日働けるように別の学校で働くか、非常勤になって小学校と中学・高校とを掛け持ちしたいと啖呵を切ってまいりました。曖昧な返答しかしない校長にも、自治体にも愛想が尽きているので、別にどこへ行こうともうどうでもいいかなと。教員不足の今、仕事には困らないと思うのでもうどうにでもなれという気持ちで過ごしています。

今週の実践・5年国語「やなせたかし

5年の国語、2学期最後は『やなせたかし ――アンパンマンの勇気』です。ここまでたどり着けないクラスもあるようなのですが、私は専科なのでやりきらないといけない。というわけで、時短のため児童に年表を作らせました。雛形は私が作って、PCでの入力と紙とふたつ用意しました。しかし彼らは「年表」というものを知らなかったようで、2011年の次に1919年とか書いている児童もいました。机間指導を重点的に行ない、そこで見つかった課題は随時全体にフィードバックしていたのですが、それでもわかっていない児童はちょこちょこいました。みんな一生懸命考えるし、手も動かすし、とにかくわからなくても考えようとする姿勢があるのはいいことなのですが、こちらの指示がいまひとつ通じないです。もっとピンポイントにわかる指示を出さねば。ここから児童に「この伝記のテーマ(伝えたいこと)は何だろう」という授業を2コマほどでやって、テストをして、成績は3学期に回す、という感じです。授業はとても楽しいし、こちらとしても子どものつぶやきや意見がすごく勉強になるので、授業をすることの楽しさ、そして学び続ける姿勢を維持するためにも、もっと教材研究や指導の腕を磨いていきたいです。

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート