ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 2023-20 今週の反省

怒涛のように過ぎる日々。ごきげんよう、桃ちゃん先生です。

林間学校のひと悶着

今週、5年生が林間学校に行きました。支援級に所属している児童も参加することになっていたので、わたしと一緒に担任をしてくださっている先生と、介助員さんが(※介助員さんの帯同は特例ですが)林間学校に付き添いとして参加したため、この右も左もよくわからない桃ちゃん先生が3日間支援級を守ることになりました。もう本当にヒヤヒヤしたし、最初はメチャクチャ不安でした。突然何をし始めるかわからない、そしてトラブルを起こしがちな低学年の児童たちの命を、この私が……守れるのか……⁉ という感じで。しかし非常勤の先生方にたくさん手伝っていただいて、なんとか3日間乗り切りました。頑張ったよ……! 今回うまくいったコツは、「児童にも助けてもらう」という作戦をとったことでした。初日に5年生たちをお見送りをしたあと、支援級の朝の会で介助員の方が「これから先生たちが少ない日が続くから、帰ってきた○○先生に『僕たちは大丈夫だったよ!』って胸を張って言えるようにしようね!」とおっしゃってくれて、それをきっかけに子どもたちにも火がついて、やる気が湧いたようでした。そういう声掛けをできるようになりたい。見習うべきポイントでした。そして「疲れた~」と言って授業をサボりがちな子も、余計な口出しやおせっかいをしがちな子も、等しく役割を与えて活躍させてあげることでクラスが一気に落ち着いた実感がありました。たぶん、自己肯定感が育ったからだと思います。今まで「できないこと」ばかりに目が行っていたけれど、「僕(私)もこれならできる」という感覚を得られたからこそ、児童たちは私にも協力的になってくれたし、指導も入っていったのではないかと推測しています。

3年理科「太陽とかげを調べよう」

3年生は今週3時間授業があり、最初の2時間で影つなぎの遊びをしました。ふざけてしまう子がいたのでその都度注意していましたが、あまりにもひどかったので若干お説教をして2時間の予定のところを1時間で切り上げ、畑に植えていたヒマワリの種の観察に切り替えました。その後お説教が功を奏したのか、授業中にふざける子は減りました。むしろ最後の1時間は児童たちの「やりたいこと」「調べたいこと」が山ほど出てきて、急きょ予定していた時数を若干増やして実験をすることにしました。「水の中でも影はできるの?」「布とか砂とか、素材によって違うの?」などなど、知りたいことしかない様子でした。そのため桃ちゃん先生は2Lのペットボトル飲料を購入し、今いそいそとカッターで切って(そして切り口は粘着テープで保護して)即席の水槽を作っています。布は端切れが腐るほどあるし、児童の興味関心から実験の幅を広げて、授業の準備をするのは楽しい、という「忘れがちだけれど大切なこと」を思い出しました。そうだ、授業って子どもの素朴な疑問から始まるんだよ。この授業の実践報告はnoteに書きますので、しばしお待ちを。

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート