ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 2023-28 今週の反省

忙しかった、あまりの忙しさに吐いた。ごきげんよう、桃ちゃん先生です。

面談が始まる

今週から面談が始まりました。支援級も例外なく面談はあり、すべての児童の保護者の方とお話をさせていただきました。そこでひしひしと感じたのは、保護者の方の不安でした。特に支援級だと様々な発達の課題を抱えて入級しているので、「他の児童とトラブルを起こしていないか」「学習面は大丈夫なのか」などの心配が多く聞かれました。私も見守っている範囲で話せること、ご安心いただけそうな情報などをお伝えしたのですが、聞き役に徹するのも大事だと思いました。なかでも、かなり学校・教員側に嫌悪感や不信感をお持ちのご家庭もあり、かなり私もプレッシャーだったのですが、それでも同じ支援級に所属する先輩の「反省して、同じ過ちを繰り返さなければいいんだよ」という温かいフォローに泣きそうになりました。ありがとうございます……! あまりの残業の量とストレスで週末帰宅直後に嘔吐して寝込んだけれど、今持ち直しているのは先輩のおかげです……。

5年国語『やなせたかし』スタート!

いよいよ2学期の成績を出さねばならない時期になりました。私が受け持っている5年生のクラスは順調に国語が進んでいるので(※サポートしてくださった先生に多大なる感謝を)、最後の大単元『やなせたかし――アンパンマンの勇気』に来週から突入できそうです。児童には「自分たちの力で年表を作る」「テーマについて議論する」「最後に年表と、自分がテーマだと考えたキーワードを書いて交流する」という活動について伝達しました。この学年の児童は学力があまり高くないので、引っ張り上げないといけないねという話をよく別のクラスの担任の先生とするのですが、漢字50問テストの平均点も、ひとつ前の説明文『固有種が教えてくれること』のテストの平均点も、1学期のものよりもぐんと上がっており、徐々に学力は定着していることが窺えました。担任の先生に「説明文も漢字もできるようになっています」とお伝えしたら「よかったー!」と笑顔でおっしゃっていて、私もとても嬉しくなりました。ただ、どうしても漢字だけは苦手な児童(※おそらく発達面で何かあるのではないかと推測される)や、読み間違い・勘違いは相変わらずあるので、慎重に問題に向き合うことをこれから指導していかなければならないと考えています。

3年理科「音のしくみ」スタート!

3年の理科も、そんなに時数があるわけではないので、3学期にやり残したくない。というわけでハイスピードでやっています。もうひとつ、「ものの重さ」の単元までやりきることを目標に取り組んでいます。児童に輪ゴムで作った楽器を演奏させて、気付いたことや疑問に思ったことをノートに記録・発表してもらったのですが、発表したいという児童がそもそも多く、そして意見も着眼点が良いものが多くあり、「ああ、この子たちならきっと大丈夫だ」と思えました。「輪ゴムが震えている」というある児童の発見と、「震えている輪ゴムをつまむと音が消える」という呟きから「音が出ている=震えている」まで仮説を立てられたのが科学的思考の定着を感じられましたし、どう実験するか投げかけたときも「音楽室にある楽器でも揺れるか試す」「糸電話を作って同じか確かめる」など、自分たちなりの検証方法を考えてくれました。優秀。来週実験をして、彼らの知的好奇心を満たしてあげたいと思います。

今週の反省ノートですが、残業と過労による胃腸炎のため写真がありません……また来週書けるといいな。それでは、また。