ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 2023-27 今週の反省

タリーズコーヒーのミルクティーって美味しいですよね。ごきげんよう、桃ちゃん先生です。

今週の収穫①習字での出来事

今週は3年生と5年生で同じ日に習字の授業をしたのですが、5年生のほうが墨をこぼしまくるので「大丈夫⁉」となりました。今までの積み重ねというか、「学年のカラー」みたいものってやっぱりありますね。その習字の授業で、私が修正する前に「自分の書いた字の良かったところと悪かったところを教えてくれる?」と話したのですが、どちらの学年でも「字のバランスが悪かった」「ひらがなの丸みを頑張った」などの意見をしっかり言ってくれて、とてもえらかったです。自分で自分の作品(それ以外だと、国語の読みや理科の実験の振り返りなどでも同じです)を評価し、反省し、次に活かすことを考えられるようになってほしいと考えての発問だったのですが、うまく機能しているようです。自分の作品を認められる子に育ってほしいと思っています。

今週の収穫②自己開示について

支援級の国語の授業もしました、2年生の話し合いの単元「そうだんにのってください」を扱いました。「先生の相談に乗ってくれる?」と尋ねると、「いいよー!」と元気よくお返事してくれた児童たち。「私ね、時間が足りなくて困っているんだ……仕事もあるけれど、ゲームもしたいんだ……」と打ち明けると「えー!」「難しい!」など言いながらも、少人数で相談していました。ここで取り上げるのは2人の児童です。A児はとにかくおしゃべりしたい、意見を言いたいという意欲はあり、頑張り屋さんなのですが、関係のない話をしてしまったり自分ばかり発言してしまったり……というところがあります。一方B児は「いやだ」「やりたくない」「めんどくさい」と言うわりに、まともな意見を出すタイプ。エンジンがかかるまでに時間はかかりますが、誰よりしっかり定着していく子です。そのふたりが話し合っていて、ちゃんと互いの意見を交換しながら「おやつタイムが長いと思うので、短くしたらいいと思います」とかわいらしい意見を発表してくれました。いや、私にはおやつタイムが無いのですが、まあいいとして……乗り気じゃないB児をA児がうまく引っ張って、A児の意見をB児がブラッシュアップするという相乗効果を生んでいました。すごい! そして私も、今まで自己開示がとても苦手だったのですが、こうして勇気を出して児童に自分のことを話してみたら、なんだか距離が縮まって嬉しくなりました。やって良かった実践です。

課題のこと

今週はとにかく時間がありませんでした。来週もたぶん時間が無いです。持ち帰りの仕事もあります。執筆業もあります。そんな中でコンスタントに日々の業務をクリアしていく工夫が必要だと感じています。先輩方には「仕事が早い」と言われますが、それでも足りない気がするので、無理しない程度に頑張ります。もうひとつ、「ありがとうございます」が言えること、謙虚に意見を聞くことができる教師のほうがみんなに信頼される、ということも学びました。どんなに相性が悪くても、礼節を重んじる人は信頼されるんだな、ということを身をもって知った出来事が重なったので、備忘録的につけておきます。毎週疲れ切ってしまうけれど、それでもニコニコ仕事をしたいので、これからも精進ですね。

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート