ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 2023-17 今週の反省

台風によるイレギュラー対応に追われました、ごきげんよう

1週間授業をした

病み上がりの身体で1週間授業と指導をこなしました。えらすぎる。しかも今週は研修もあった。よく頑張った。通常級での授業では「子どもの活動を中心に据える」ということを徹底しました。まず児童が手を動かして、何か考えを表明する時間をしっかり取る。そして、意見交流をしながら児童ひとりひとりが意見を深められる場を作る。これらを意識して授業ができました。ただ、意見を交流する際にチームごとに力量差が生まれてしまってうまくいかないこともあったし、意見をそもそも出せない児童もいたので、そこにどうアプローチしていくか、というのが課題です。全体の学力の底上げをしながらどんどん伸びられる環境を作ってあげたいです。板書は後日掲載しますが、子どもたちの素朴な疑問を拾ったり、そこから意見交流の場を作ったり、結構工夫もできるようになったので、また報告します。

支援級では……

支援級の児童は、環境が変わると通常級に在籍している児童に比べ不安定になりやすいので、とにかく「観察した結果」と「対処の方法」がかみ合うようにしないといけないな、と思っています。どうしてもその子に合わせた指導ができないと支援級では苦しいです。一人ひとり特性が違って、難しい言葉では理解できない子もなかにはいます。だからこちらの意図するところが文字でも音声でも態度でも、適切に伝わるために工夫が大事なのです。今週久しぶりに来てくれた不登校の子や、下にきょうだいができた子など、結構メンタルが不安定な子どもの対応が難しいなあと感じている今日この頃……学校においで、大丈夫だよのひとことで救えるなら不登校なんかならないのですが、言い続けることも大事かなと。

授業実践・5年国語「新聞を読もう」

久しぶりに図書室で授業をしました! 司書さんにお願いして、2社の新聞を6部ずつ取っておいてもらって、各班に1部ずつ渡しました。興味深そうに眺めているので、「初めて新聞を読んだよ、って人?」と聞いてみるとクラスの1/3くらいの子が「初めて」と答えました。結構いますね……。そして「見出し」「リード文」「本文」の名称などを学習し、いよいよ読み比べタイムへ。それぞれの新聞社の特徴をおさえながら、まずは1社をじっくり分析してもらいました。その後、別の新聞社のもので、同じ日付のものを渡した班と共同作業で似ているところ・違うところを探してもらいました。同じ記事が掲載されていれば、何が同じで何が違うのか、というのも明らかにしてもらいました。「何をするか」の指示は明確にできましたが、「読み取ってほしいこと」の内容が漠然としすぎていたので、次回からは「何に注目するか」「どう読めばいいか」も一緒に伝えられたらいいかなと思いました。

最後に今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート