ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 2023-14 今週の反省

毎日しっかり出勤しています。ごきげんよう、桃ちゃん先生です。

トラブル、どう止める?

毎日のようにケンカをしている支援級の低学年児童たち。「こんなに毎日揉めるなら、遊ぶの禁止にするよ⁉」と、温厚なもうひとりの担任の先生に言わしめるほどに毎日バトルしています。約束を守れなかったり、ルールを把握するのが苦手だったりすることが多い支援級の児童たちも、1学期の間にたくさん傷つき傷つけて、自分から謝れるようになるなど成長を見せています。すごいぞ。私はこの学級(支援級)の担任になったわけですが、仲裁はまだあまり得意ではなく……理詰めで話してしまうのでそれが通じない子にはとことん入らないのです。どうしたものか……友人は情攻めがうまいので、それを真似してみたいなあと思っているのですが、理屈で説諭する感じでも話を理解してくれる子もいるので、使いどころを考えていきたいなと。今後の課題です。

突貫工事の重松清「カレーライス」

説明文がびっくりするほど苦手な5年生の最後の単元「カレーライス」が終わりました。というか、終わらせました。今回は長かったので、感情と出来事に関する図表をノートに書かせたら「書くのが大変でした」というコメントを頂戴してしまい……いや、書くことは大事だけれど、きみたちはもっとこう、丸写しから脱却しようよ、とも思ってしまって……要点をおさえて、子どもたちの発言もメモして、と板書量が増えてしまったのは確かです。それは私の落ち度です。でも、彼らにも「写すこと」に必死にならないでほしいと思っています。できれば自分なりにかいつまんで要約できるようになってほしい。だって要約文、書いたんだもの。でも要約文を書けない子のほうが多かったので、これは根深い問題だと思っています。論理的な文章が頭に入らないのも、たぶんですが「情報の選択」「情報の連結」がうまくできていないのではないかと推測しています。ここを乗り越えないと今以上の学力は身につかない。個人的には1年かけて成長させていきたい部分だと感じています。

今週書いた板書(国語)

あゆみの作業、終わりました!

初めて支援級の成績入力に携わって、うまくいかないこと(担任名が変更できないこととか)を経験しまして、なんというか「業務を早い段階で終わらせるために隙間の時間でとにかく手早く終わらせる」ことの大事さを思い知りました。ほとんど前任の先生にやってもらったのですが、2学期は自分の今受け持っている専科と並行して入力しないといけないので、今から覚悟しています。できる限り早めに終わらせたいし、ミスも無いようにしたいので、ダブルチェックと締め切りを前倒す、そしてできる限り早い段階でちょこっとずつ進めていくという「ライターで培った技術」をフル活用して仕事にあたります。自分の健康と無理のない仕事量のコントロールを大事にして、この常勤代替の仕事をやり遂げたいと思っています。

今週の反省ノートを載せて、このあたりでおしまいにしておきます。それでは、また。

今週の反省ノート