ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 2023-3 今週の反省

今週も生き延びた。まずはそれが大事なんだ。

はじめての通常運転

無事に健康診断ウィークを終え、通常運転になった今週は、桃ちゃん先生の授業がミチミチに詰まった1週間でした。やばかったよ。久しぶりに本気の授業×6時間で死ぬかと思った。そんな日々の記録を先出しします。

今週の反省ノート

こんな感じで記録するのもままならないほど大忙しだった今週の中身をご紹介。

5年、初テスト

『なまえつけてよ』のテストを実施したのですが、どうもこの学年は習った漢字が書けないですね……上に書いてあるでしょ⁉ なんで写さないの⁉ って思っちゃいました。あと自己解釈が多い。「とても」なんてどこにも書いてありませんけど⁉ と混乱するなどして、結構バツをつけたり三角で1点減点にしたりしたのですが、満点を取らせてあげられなかったことにかなり悔しさがあります。もちろん昨年度受け持った子たちよりも学力的に厳しいのはわかっているし、学年ごとに積み重ねてきた学びが違うから当然ではあるのですが、今年度は「ていねいに読む」ことを心がけていかねばなと気を引き締めたところです。

ちなみに、「小学校配当の漢字は書けるようにする」という共通理解にもとづいて、なんとか漢字は書けるようになってほしい、どれだけ練習しても足りないんだから、と常々言っているのですが、過剰にバツをつけるのはどうかと思っている立場です。というのも、漢字の字形はばらつきを許容していて、その字に見えればOKという結構ざっくりした基準もあります。だから「突き出すところを出していない」とかそういう明らかな間違い以外はやんわり指摘してマルにしています。きれいな字が書けることも大事なスキルではありますしね。

3年、種を観察する

ヒマワリの種とホウセンカの種を観察した3年生は、もうワークシート内がギチギチになるまで字を詰め込んで気づいたことを書いてくれました。やる気が違う。理科が楽しみなんだろう、ということが伝わってきて嬉しい限りなのですが、調子に乗りがちなので、なんとか自制してほしいところ……みんなそれぞれやるべきことを120%の力でやってくれるので、こちらも本気でお返事したくなっちゃいました。理科は専門外ですが、それでも亡き父が教えていた授業をなぞるようにして、来週も授業に励みます。

実践記録「図書館を使いこなそう」

図書室優先利用の時間に、NDC(日本十進分類法)の授業を行いました。私が司書教諭の資格を取ってやりたかったことがこれなので、感動もひとしおでした。まず図書室に児童を集め、ラベルの紹介をしました。0類から9類まであって、それぞれどんな構成で……という概要を説明し、「同じお題で違う類から3冊以上本を集められるかチャレンジ」を実施しました。2種類が限界だったようですが、わかったことをPCやノートに書きこんでくれる姿や、熱心に読んで「借りても良いですか?」というひとことを引き出せたのもすごく個人的には良かったポイントなのかなと。読書のきっかけを与えれば、子どもたちはどんどん読んでくれるんだな、ということを実感しました。

楽しく授業ができる、というのも大事にしたいポイントなので、頑張って「楽しくて実りの多い授業」を構成していきます。それでは、また。