ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から・2023 今週の反省

1週間頑張りました。

「はじめまして!」を経て

今まで関わりの薄かった学年(新5年・新3年)との授業がスタートしました。最初は「どんな子たちなんだろう……」と若干不安だったのですが、やっぱりみんな素直で優しくて真面目でした。勤務先がそういう校風だからだろうなと思っています。ありがたいことですね。

どちらの学年でも、授業びらきに関して「やっていいことと悪いこと」をGoogleスライドで明示しました。場荒らし禁止、意見歓迎、みんなからのお願いも聞いてあげたい、という話をしたときに、何人かの子が安心したような表情をしていて、ああこの子たちも不安だったんだと気付きました。その様子を見ていた大先輩からは「また腕を上げたんじゃない?」と過分なお褒めの言葉も頂き、やっぱり最初が肝心というのは本当なのだなと実感しました。今のところ落ち着いて勉強してくれているので、この初心をお互いに忘れることなく授業を進めていきます。

5年国語『なまえつけてよ』

5年生は最初トップスピードでかましてしまって、ノートを必死で取ってくれていたのに申し訳なかったな、となりました。彼らが学力的にちょっと危ういことに気付いてからは、ペースダウンして「じっくり育成型」の授業を展開しています。今は蜂飼耳の『なまえつけてよ』で場面ごとの出来事を整理しながら、登場人物の心情や関係性の変化を見つけることを目指しています。みんな積極的に発言してくれますが、人柄(人物像)をとらえるのは上手くても、「なぜその言動に至ったか」という、いわば「キャラの思考」までは読み取れていない、という感じです。昨年度の子たちよりも一段低いところからのスタートなので、その「キャラの思考」を読み取れるように指導していきたいと思います。最初の掴みが良かったからか、「国語楽しい!」と言ってくれる子が結構いて嬉しかったです。

3年理科『春の生き物見つけ』

この3年生、すごいです。みんなが盛り上がってわちゃわちゃ話し始めると、絶対に誰かが「今は先生のお話を聞く時間だよ!」と注意して、みんなの注意がこちらに向くのです。恐ろしい。どういう教育をしたらここまで仕上がるんだ……? 3年生、成長が楽しみです。理科という教科の話(どんなことを学ぶ教科なのか)をしたときに「楽しそう!」と素直に言えたのもこの子たちの徳の高さを表している……ガシガシ活動に取り組ませたいです。昨年度も3年生の書写を教えて、この学齢の思考パターンが何となく掴めているのでそんなに苦労せずに導入が出来ました。来週月曜は晴れ予報なので、校庭に連れ出して春の生き物を見つける活動をします。タンポポや菜の花が咲いていること、いろいろな虫がいることにも気付いている様子なので、発見してくれたものを「色」「形」「大きさ」で仲間分けしつつ、私はPCを持ち出して見つけてくれたものの写真を撮ってモニターに映す、ということをしようと考えています。プリントはお役立ちのファイルの中にpdfで入れておきました。なにとぞよろしくお願いいたします。

来週からは支援級の図工もあるので、その話もしますね。

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート