ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 49 今週の反省

じゃんじゃんバリバリ授業をしております。ごきげんよう、桃ちゃんです。

雨の中の遠足

低学年の子たちが雨の中遠足に行ったそうです。現地は雨降りではなかったらしいのですが、本当に引率の先生方は大変な苦労をしながら行かれたのだろうな……と拝察しております。低学年なんて、決められた手順で何かをすることにまだ慣れていないし、野生そのものなので、相当気を使うと思います。それでもベテランの1年生担任の先生は元気いっぱい、という感じだったのですごいなあと。これが年季の違いか……。

今週の実践①「大地のつくり」

今週はコーディネーターさんが来てくださって、化石の標本や堆積岩の標本を準備してくださいました。サポートに徹する大先輩のお姿が、本当に心強かったです。石の匂いを嗅ぎ始めたり化石に触ってやたらとテンションが上がったり、6年生でも純粋で可愛いところをたくさん見せてくれました。「これが生きていたって、なんか変な感じ」と話してくれた女の子や、「初めて見られたから嬉しかった、どこで見つけられるの?」と興味津々の男の子など、実物を見せてあげたことがプラスに作用していました。実際に触る、見るという行為がいちばん彼らには効きますね。

理科の板書

板書は結構カオスですが、これが2時間連続の一部始終です。色を排しているのは色覚の困難を抱えている子への配慮のためです。あとは単純に、色を使いすぎるのはいまいち要点が分からないと思っているからでもあります。本時では化石や堆積岩を観察し、水の働きと火山の働きでできた地層の違いを学び、最後にこの地域の地層はどちらの働きでできたものか予想するというので締めました。かなりメタな発言をする子もいて、私の一挙手一投足がじっくり観察されていることを痛感しましたし、多様な意見を受け止めて盛り上がれるクラスの環境が素敵だなと思いました。

今週の実践②「『鳥獣戯画』を読む」

遂に半月先の単元に突入しました。申し訳ない。巻いてしまった。今週は段落分けと小見出しをつけてもらったのですが、彼らの意見を先にノートなどに記入させてから交流→全体、でもよかったなあと反省しています。最初から教え込みをするのは良くないですね。私の悪い癖だ。

国語の板書

かなり書き過ぎの感じもありますが、子どもたちの発言を全部拾ったらこうなりました。話そのものは盛り上がったし、彼らも集中して授業を聞いてくれたから、たまたま授業の形になっただけ、という改善点の多い授業でした。このあとパンフレットを作成するのですが、日本文化に興味がない・日本の古典芸能などの文化をあまり知らない子もいそうなので、調べて共有する時間を取るべきかなとも思っています。活動を中心に据える、子どもたちの考えたことから広げていく、ということができるようになったら一人前なのかな……精進します。

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート