ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

病むストーリーは突然に

今週のお題「人生変わった瞬間」

どん底に居たときの話です。

20歳、発病とともに

20歳の誕生日を過ぎた頃、うつ病統合失調症になりました。今でもその理由はわかりません。でも、確かに「声が怖い」「無気力」などの症状だけが存在していて、20代のほとんどを病との戦いに費やしました。楽しい思い出なんてほとんどない、ただ泣いて苦しんでいるだけの20代前半でした。家族からの支援も受けられず、友人や推しだけが頼りでした。つらいことしかこの世界には転がっていないんだな、みたいな厭世観がずっとあって、自殺未遂も何度もしました。

身体に合う薬に見つからなくて苦労したり、眠れない夜が何日も続いたり、本当にしんどかったです。でもこの経験が、私を形作っているのです。

今でも心に刻んでいること

何事も基本的に無理をしない。ちゃんと食べて寝る。そういう生活の基本的な部分や、自分で社会保障を調べて申請する(各種支援を受けて生きていくこと)などのライフハックまで、本当に多種多様なサバイバル術を身につけました。お金の心配をし始めると人間は死にそうになるし、お腹が空いても死にたくなるし、脆弱な生き物だからこそ、様々な手段で生き延びようとするのだな、と考えています。今でも生きる意味はわからないけれど、死ねない理由ならいくらでもあるので、死ねない理由を積み重ねていま生きているのだなと思っています。

何があっても変わらないこと

教育実習でいじめられたり、職場が合わなかったり、今ここで教師の道を続けているのも不思議なくらいにつらいことしかない教師人生を歩んできました。でも今は、自分の実力を認めてくれる職場で、楽しく子どもたちと一緒に生活しているので、この先も教職を続けるんだろうなとも思うし、この先も無理せず自分らしく教師の道を究めていく所存です。ここまで寛解したのは時間の力と、自分の努力だと思うようにしています。そのほうが息がしやすいので。変わらないのは教職への情熱です。常勤になれなくてもゆるく続けていくつもりですし、生きることも書くことも、たぶんやめないでしょう。そうしてどこまで歩いていけるか分からないけれど、じっくり人生を愉しもうと思っています。