ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 54 今週の反省

今週も走り回ったよ。ごきげんよう、桃ちゃんです。

支援級での出来事

最近やっと支援級での対応に慣れてきまして、まあそれでもうまくいかないことのほうが多いわけですが、いろいろな先生方・介助員さんと連携しながら子どもたちの面倒を見ています。

支援級の子は切り替えが苦手なので、いつまで経っても同じことで泣いていたり起こっていたり、結構めんどくさいのは確かなのですが、どうやら私のおだて方(?)が上手く効いているらしく、なんとか気持ちの整理をつけることに最近成功する子が多くなりました。

ただ、今週は1年生同士の揉め事を解決するのに時間を取られたり、テストの採点と入力が終わらなかったり……などなど、イレギュラー対応が多かったので、なかなか彼らと一緒に過ごす時間が少なくて申し訳なかったです。もっと一緒に居てあげられれば、彼らの安定にもつながるので、勤務時間内にすべての業務を終わらせられるよう、効率的に動いていきたいと思います。

今週の実践① 「てこのはたらき」実験

「てこ」という装置を初めて目にした子どもたちの反応が良かったです。「わあ~~」って言ってくれてありがとうね……そのあと実際にてこを動かしてみたのですが、もう全体重かけて全力で「てこ」の棒を押すので、何度も装置が壊れました。6年生のパワー、すごいです。実験コーディネーターさんがそのたびに直してくださって、一緒にやってくれる先達がいることのありがたさを痛感しました。私ひとりじゃ面倒をとてもじゃないけれど見きれなかったので、感謝しかないです。

実験の中で様々な発見をした子どもたち。その気付きをすべて板書して(※今回は理科室でやったので、板書の写真は無いです……ごめんなさい)、そのあと「支点」「力点」「作用点」の用語を導入し、それぞれの意味を確認。そして実験の条件について、操作した条件の話をして、用語で再度表し直したりして、この時間は終わりとなりました。

ちなみに印象に残っているのが、「てこ」の単元の話ではないのですが、前日に起きた地震についてみんな私に訊きに来て、「異常震源」の話をしたらめちゃくちゃ反応が良かったこと。みんな学んだ内容を実生活に活かそうとしていて大変すばらしいと思いました。

理科も残すところ「てこ」と「電気」の2単元、なんとか終わらせるように頑張ります。

最近になって思うこと

今回は国語「日本文化を発信しよう」でポスターセッションを行なうことにしたのですが、本当はパンフレット作成なのですよね、この単元。でも、子どもたちに「どっちがいい?」と訊いたら「ポスターセッション」という答えだったので、今全力で準備してもらっています。すごくいきいきしていて、しかも4技能を育てることができるし、いいことずくめだなと思っています。ただ、児童のなかの日本文化に関する知識が少なく、お題を決めるときに(一部子どもたちのアイデアを採用したものもありますが)苦戦したのが課題だな、と思うようになりました。

というのも、アイデアそのものが子ども発の探究活動をしたくて、でもどうしてもアイデアは浮かびづらくて、そういうときにこちらで用意したもの、お仕着せのもので押し通していいのかと悩んでいるのです。そこは桃ちゃん先生がうまく折り合いをつけて、この活動は自分たちでやったぞ! という達成感を児童に味わってもらうために、たくさん褒めて認めて、成長が実感できるようにしてあげたいな、と思っています。

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート