ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 43 今週の反省

今週の反省を粛々と。

理科を教えてみて

こっちのほうが食いつくじゃん! というのが素直な感想でした。理科系の知識を欲している様子。反抗的な子も巻き込んで、様々な意見の飛び交う授業となりました。まだ私が探り探りなのもあり、教え込みに近くなってしまった部分もありましたが、大村はまの実践で言う「手びき」を理科でも作ってみたいな、と思うようになりました。具体的には、理科で使う考え方の一覧とか。結構最初の段階で「これを身につけてね!」と言うとその目標に向かって突き進んでくれるのがうちのクラスの子たちなので、目標提示を忘れずに行なってから授業に入るようにしています。

理科は実験があるのですが、コーディネーターさんがいるときにまとめてやりたいね、と横持ちの先生に相談した結果なったので、今は実験はステイです。でも子どもたちはうずうずしています。生物分野だからわりと直接的な興味を引きやすい、というのもありそう。そんなかわいい教え子たちに、実験や観察を通して「仮説を立てる」「検証する」という一連の思考の流れを身につけてもらえたらうれしいな、と考えています。

国語も頑張った

対話の練習でも熟語の学習でも、面白いアイデアを出してくれるので、それを拾って脱線した話をすると、彼らはとても喜んでくれるのでありがたいです。ただ、発言してくれる子が固定されてしまうことだけに困っているので、話しやすい雰囲気づくりをして、隣の子と話すだけで机間指導で拾う、などができればいいのかな、と思っています。無理やり前に立たせたら嫌になっちゃうかもしれないし。ゆるくやっていく予定です。今週はカオスな板書もきれいな板書も両方やらかしたので、常にていねいに板書を作れるようになりたいですね。本当に、メモ帳みたいな黒板であればいいとは思うのですが、それでも見やすくて記憶のフックにならなければ意味がないはずなので……。できるだけ楽しく、わかりやすい授業になるように心がけています。

さらにうちのクラスでは、「書くこと(考えること)がない」という悩みが出るよりもむしろ「言いたいことがたくさんあって困る」というくらいのアイデア量なので、「考えを整理する」「言いたいことをまとめる」といった手びきを作成してあげたいなと思っています。頑張って作るからな……!

実践報告しておけるほどのこともないですので、今週はここまでで。それでは、また。