ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 33 今週の反省

1週間を乗り切った。ごきげんよう、桃ちゃんです。

天候と体調に振り回される子どもたち

悪天候が続いたゴールデンウィーク明け。子どもたちは外で遊べないフラストレーションや、逆に連休での遊び疲れから暴れまわったり泣き叫んだりぐだ~っとしたり、もうそれはそれは大変な状況でした。でも基本的に5時間で終わる日が多く、早く帰れてよかったね……! という1週間でもあったので、週末はたっぷり眠って元気になってほしいです。子どもたちは大人以上にバイオリズムに左右される生き物なので、どうしても疲れや空腹などで無意識的に元気のバロメーターが変化します。それをなんとかなだめすかして1日を過ごしてもらって家に帰している、という感じ。子どもの繊細さを実感しました。

先が見通せない不安

私は基本的に支援級にいるのですが、「先が見通せない」という状況を障がいを持つ子どもたちは非常に嫌がるなあというのを感じました。だからできるだけ、「これをしたら次はあれ」と「先の見通しが持てる行動指標」を提示してあげることに気をつけています。いつまでも大人がサポートしてあげられるわけじゃないから、できるだけ自分で先を予測できるようになってほしいけれど、能力的にそこまでいけない子も、悲しいことに現実にはいるので、どうにかして不安や苦痛を取り除いてあげたいです。ここは医療や福祉につながる部分だから、どこまで介入できるかは不明ですが……。

今週の実践

いよいよ教えている子たちは全員説明文に突入しました。読みの方略を、着語を取り入れながら指導することを目標に掲げています。6年生のクラスでは、説明文の構造分析からスタート。建設的な議論を交わしながら進められるクラスなので、本文中のどの部分に着目したのか、どうしてそう思うのかという根拠も明確にしながら発言・思考させています。通級指導教室にやってくる子たちにも、やわらかくかみ砕いた表現で読みの方略を導入しています。そのほうがたぶん、法則性を見つけて読みやすくなるだろう、という目論見もあり……どこまで私が指導できるかは、これからの実践次第。頑張ります。6年生は文末表現や文頭の接続詞に注目して読めていますが、通級指導教室に来る子たちにはそこまで求められないので、どんな指導がいちばんしっくりくるのか探り探りで進めていきます。まだまだ私も、小学校で教え始めて2.5か月くらい、どんどん良い授業を見学して、そのエッセンスを吸収していきたいと思います。

最後に、今週の反省と板書を。それでは、また。

今週の活動