きらきらゴージャス、ラグジュアリーなブランドの世界へ。
まずは概要から。8月21日まで六本木・東京ミッドタウン芝生広場にて開催。入場無料という破格の設定です。ただしLINEで事前に予約を取る必要があります。
これは全世界規模での巡回展で、2020年には中国・武漢、2021年には杭州、2022年はドバイにも行っています。そしてこの夏いよいよ日本上陸。どんなものかと中を覗くと……
やべーな!!(語彙力)
有名デザイナーが手掛けた作品から、年代物のドレスまで。麗しきはその作品と展示方法。こんなのずるいじゃん。カッコいい。
個人的お気に入りは上の写真の黒のドレス(2022年春夏コレクションだそうです)と、こちらのトランクwithドレス。
女性たちに愛されてきたヴィトンのバッグも展示されていました。
というか、寡聞にして知らなかったのですが、シュプリームともコラボしていたのですね……すごい。様々なアーティスト、あるいはモデルさんとのコラボレーションが味わえるのも本展の魅力です。
ヴィトンと聞くと「めっちゃハイブランド」というくらいしか己の中に印象が無く、ただその事実だけが厳然とあったのですが、「どうしてこんなにハイブランドなのか」というところには目が向いていなかったのです。その蒙を啓く場所が最後のエリア。写真は表紙だけなのですが、大判の制作過程の記録写真やコンセプトになる風景の写真、様々なデザイン画、そういったアイデアのかたまりまでどどんと見せてくれちゃっているのです。恐ろしい。これ入場料ありましたっけ?
私もオシャレが好きで、いつかはこういう「オトナの女性」を象徴するような商品を手に取る日が来るのかもしれない、などという淡い期待と、そのブランディングを成功させてきたデザイナーさんの業績、経営陣の努力なども垣間見えた感動とが押し寄せてきました。楽しかったです。