ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

SFをサイエンス系ファンタジー作品として5万字の原稿にした話

今週のお題「SFといえば」

黒歴史です。ごきげんよう、桃ちゃんです。

高校時代の思い出

高校時代から執筆活動を開始し、今年で12年目を迎えました。先日はpixivとFantiaに新作を投稿し、明日からは会社からおりてきた案件をさばく予定です。そんな桃ちゃんの異常すぎる黒歴史を開帳します。それは、サイエンス系ファンタジー作品と称して5万字の読み切り小説を書くという所業に出たことです。

とある年の文化祭前、文芸部の部誌を作ることになり、私は何を思ったか19時から飲まず食わずで朝4時まで原稿を書いたのです。馬鹿ですね。作品のタイトルは伏せますが、声が出せない少年がアリスモチーフのキャラクターたちと共に土星を旅する物語を書きまして、原稿を持って登校しました。寝不足で事故を起こすかと思った。馬鹿ですね。そして製本作業をしながら後輩に「ちょっと!! 一番デカいホチキス留めでもおさまらないんですけど!?」とブチギレられました。すまんかった。結構ヒットした感覚があったので、続編を連載形式で書くなどしました。そんな私の黒歴史……

私は完全に憑依型の同人作家なので、執筆作業というより「神降ろし」。創作の神様にお伺いを立てて、「今ちょっとこういうの書きたいんです……」と神様に相談するイメージで作品を書いています。でもあの日は神様が勝手に降りて来て「お前はこういうのを書くんじゃ」と半ば強制的に浮かぶイメージを書き留めておきたくて無茶した、というのが実情です。事実は小説より奇なり。結構設定も細かく決めていたので、矛盾なく話を書くことができました。今の習作なんかより、ずっと出来が良いのは事実。おそろしきは若さのパワー。

SFじゃなくても小説を書くということは

自己表現として絵を描いたり小説を書いたり、あるいはこうしてブログを書くこともそうですが、「楽しむこと」と「続けること」との両立が大事なのです。楽しい、って思いながら作品に取り組むことは何より幸せなことですし、それが細く長く続いていけば己の足跡になります。途中でやめてしまっても、また戻ってくることのできる趣味であり続けてくれるのが「かく」ことなのかもしれないな、と思う今日この頃。私の場合は執筆でお金も貰っているので、芸は身を助く、という言葉もあながち間違いではなかったな、という感じです。

楽しく続ける、というのが私の目標なので、まだまだ創作活動には身を置くつもりです。仕事にもなるし。インプットとアウトプットの両立ができるからこそ、執筆はやめられない。