ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 31 今週の反省

怒涛でした。

まさかの週6稼働

今週は私用が大量に詰まっており、日曜から金曜までフル稼働でした。死ぬかと思った。マジで。こんなに教職って大変なのねと改めて感じました。

特に金曜日は、支援級の人員が手薄なのに子どもたちが大荒れになってしまい、超過勤務をガシガシするような状態になっていて……(後ほど先生方から大感謝され、そのうえ時間休暇を頂戴したうえで)そう、これが小学校という現場の苦労。小さい子どもは日々様子が大きく変わる繊細な生き物なので、気の張り方が尋常じゃないです。私はそこを見落としがちなので、子どもの様子に敏感になれるようにしたい。

実践と課題

今週は「読むこと」もありましたが「情報の扱い方」「漢字」「話すこと・聞くこと」など様々な単元を扱いました。そのなかで、細かな指示まで児童の中に落とし込む、授業ルールを徹底させることを意識しました。面白そう、と思ったら基本的になんでも「いいよ」と言いがちなのですが、ダメなものがあることを徹底的に伝えました。ルールを提示する、そしてそこから逸脱したら叱る、という単純なものですが、一本筋が通っていれば子どもも納得してくれるし、意図も理解してくれるので、それ(納得させてから統率を取る)こそが一番大事なことなんだなと。積年の課題として、自分は授業規律をぼやけさせてしまうことが多いので、この四月の感触をつかんでいたいと思います。

実践はみっつ。ふたつは小6国語、もうひとつは通級指導教室。

小6国語では「話すこと・聞くこと」を中心に扱いました。内容は意見の決め方、聴く態度の育成に関連するもの。「根拠なんていらない!」とか子どもは言いますが、それでは伝わらないよと話をして、納得しながら話せる環境を整えました。AかBかの二者択一の話題をグループでひとつ決めさせて、根拠と意見をまとめるシンキングツールとしてクラゲチャートを活用しました。ワークシートを使ってまとめていきましたが、どうしても「どっちもいいところがあるんだよね……」と悩んでしまう子がいました。優柔不断だと切り捨てるのは楽ですが、この活動では「意見を伝える」「ブレてもいい」ということを大切にしていきたいので、まずは児童の気持ちに寄り添って「わかるよ、ゆらいだもんね」と言ってあげること、その過程を経てから対話してみてどんな感想を得たのか聞いてみたいと思います。

小6の子にもリフレクション活動を導入しました。熱量高く書いてくれる子が多くてうれしかったです。自分なりの言葉で私にぶつかってくれて、この活動を続けていかなければと思っています。私もコメントはひとことふたことしか返していませんが、書いてくれたことを全体に還元することを意識しています。全体に還元して、教科書全体の構成、流れの中で深めていけるようにしたいです。

通級指導教室では、絵しりとりをしたり、言葉のカードで遊んだり、遊びを通して語彙力を磨く授業を中心に据えています。大ベテランがいるので教えを乞いながら頑張ります。今は教科書内容のざっくりとした把握をしたり、SST(ソーシャルスキルレーニング)を入れたり、多様な活動をしています。ひとりひとり性格も苦手なことも違うので、個別最適化を大事にしています。子どもごとにポートフォリオを作って活動内容をまとめたり、申し送りノートを作ったり、手探りで、しかも子どもと二人三脚で頑張っています。

最後に反省ノートを。それでは、また。

まとめノート