ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

お花見に行ったよ

今週のお題「好きな公園」

上野一択。ごきげんよう、桃ちゃんです。

公園デビューは突然に

幼少期も発する言葉は「おうち かえる」だったという筋金入りの引きこもりだった桃ちゃんですが、公園で遊ぶことも大好きだったんですよ。遊具というより想像の世界や動物とのふれあいが好きだったので、ごっこ遊びをしたり犬に触ったり……その中で培われた価値観も、今きっと心のどこかに生きていると思います。街行く赤ちゃんやワンちゃん、野良猫ちゃんを見て心癒されるのはきっとその当時からの感覚ですね。

公園でごはんを食べる

美術館めぐりで上野公園に遊びに行くようになってから、上野公園や東京国立博物館の中庭で持ち込んだお弁当を食べるという「ピクニック」にハマりました。別に大した準備をしているわけではなく、おにぎりを握って、インスタントのちょっといいお味噌汁をスープポットに入れて……みたいなライトなピクニックです。別に映えたりもしない。でも自己満足でいいんです、そういうものが自分の力になるから。

毎年春になって桜が咲く頃、お弁当をかばんに詰め込んで上野公園に向かいます。みんな楽しそうに話をして、桜を写真におさめて。それを眺めているのが好きで、春先のそわそわした雰囲気をまといながらあの公園を歩いていく。そんな何気ない「特別」が、ものすごくいとおしいのです。

今年も行った

コロナ禍で鬱屈とした社会に反抗すべく、今年も早咲きの桜を見に、そしてポンペイ展とフェルメール展を鑑賞しにいくために、3月にお花見をしました。そのあと満開の桜を撮りたくて、地元の公園にも行きました。「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」と、かつて在原業平が詠んだ世界に私たちは生きています。桜は日本人の心を表していると俵万智さんは言います。私はそれにおおむね賛同しますが、それ以上に「春の切り替わり、芽吹き」を大事にしたい。そんな春爛漫を言祝ぐ気持ちを込めて。

今年のお花見