ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 30 教材研究と児童の実態

ちょっと真面目に書いてみます。

児童の実態

6年生たちは穏やかで、落ち着いているし考え方も大人っぽいです。しっかり者が多い印象。もちろんその中にだって、学習指導上サポートが必要な子もいますし、周りに迷惑をかけるくらいふざける子もいるにはいますが、御せないほどではないかなと。静かに話を聞く姿勢ができていて、大変えらいです。

通級指導教室で相手をする子は、若干多動気味。注意力が低く、すぐに他のものに目が行ってしまいます。適度に集中させて、抜くところは抜いて……とメリハリをつけた指導が必要になりそうです。考えていないように見えても、ちゃんと頭は動いているし、「わからない」とすぐ言ってしまうのにも何か原因がありそうです。

今週の実践

6年生とは詩歌の授業をしました。板書計画は以下に。

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板書計画

このなかの一部だけ板書しましたが、私の書く字の多さに子どもたちは辟易してしまったようで……申し訳なかったです。もっと書く量を減らします。

今回の授業では、「詩の響きを味わうこと」と「情景を想像すること」を中心に据えて指導しました。どんなふうに音読したら春の感覚が伝わるか、どんな様子が詩歌から読み取れるか、この2点を発問の軸にしました。詩歌から読み取った情景を伝えよう、という流れです。

児童の中にはどうしても積極的に声を出せない子がいたり、ふざけてしまう子もいたり、個別の活動にすると進度や落ち着きにムラが出ますが、おいおいそれは無くしたい。今後の課題です。字をたくさん書く(および私が話している)と子どもは寝るので、とにかく手を動かさせることをしたい。生産的な活動をより多くしていきたいですね。

子どもたちにはICT活用の宣言もしているので、タブレット端末を使って授業をすることも考えています。具体的には、議論の記録を手書きメモで残してオンライン提出にさせたり、ノートの共有をしたり……夢は膨らむ一方です。子どもたちのほうが私よりもタブレットに慣れていそうなので、お互い歩み寄りながら使っていきたいです。あと、横並びの先生を頼る。すごくさばけている快活な人なので、どんどん質問して意見交流していきたいです。まずは金曜に打ち合わせだ。

今年度も授業記録はつけていくので、週末にでもアップロードします。それでは、また。