ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 27 小学校で働くこと

慣れてきました。ごきげんよう、桃ちゃんです。

地元就職の良さ

朝に超絶弱い桃ちゃんにとって、朝7時に起きて間に合う近距離の通勤(しかも電車で人酔いすることも無し)は非常にメリットです。マジでうれしいです。1駅くらいの距離を自転車で疾走する、その時間もダイエットだと思えば問題なし。まあ、給食が山盛りなのでプラマイゼロなのかもしれませんが……

端的に言うと、今は小学校で教えるのがめちゃくちゃ楽しいです。

低学年のやわやわしたおててやほっぺで、「せんせー!」って叫びながらくっついてくれるのが嬉しいし、ものすごく幸せです。本当に可愛い。担当学年は低学年ではないですが、それでも小学生のみんなは純粋で素直で、すごくいとおしいです。思ったより私は子どもが好きだったんだなあと、今さらながら発見しました。

少ない経験の中でわかったことがいくつか。小学生に教えるときは、やたら文字を書かせないこと、たくさん演習させること、「なぜそうなるの?」「どうしてそう考えたの?」ということを、児童同士で交流させながら考えさせること……あたりが大切みたいです。直感的にわかる図を書かなければならないので、どうしても私の苦手な分野になってしまいますが、それを克服しながら楽しく指導していきたいものです。

市職員の待遇

私は市の非常勤職員になっていますが、それでも待遇は結構良かったし、何より人手が足りず、私のような存在も「大切な戦力」と思ってもらえることが、責任感をいっそう強めてくれます。校長先生からは、ゆくゆくは担任を持ってね……! とも言われていて、私なんぞに務まる気がしませんが、頑張ってみたいと思います。これによって私は小中高の3校種で教えたことになります。すべての校種にそれぞれの良さがあって、楽しさがあって、苦しさがあって……やっぱり、教師になってよかったと思う毎日です。その経験を活かして、ここからも着実にキャリアを積み重ねていきたいです。非常勤講師でもボーナスがもらえちゃうところが公立の良いところだと思っていて、時給に差はあっても、どの自治体も人(職員)が足りない状況は変わらないのでさっさと採用試験を受けてしまってもいいと思い始めています。公立校への勤務を勧めてくれた先輩には非常に感謝しています……ありがとうございます。

教材研究とやりたい授業

最初教材研究した時は、どうしても中高の授業形態を意識してしまって、板書を書かせるイメージでいたのですが、大事なことだけ書かせるということもしたほうがいいのかなと。だから活動(遊び)を中心に据えて、ちょこっとメモする程度でいいのかなと発想が変わってきています。そのあたりについては、また小学校勤務歴の長い同級生に聞いてみたい。

今後実践予定の活動についていくつか。

ひとつは、地図を使ったゲームです。どちらが早く、相手の陣地に到着できるかをさいころの出目で競い合うゲーム。ここから平面上・空間上の位置の表し方につなげていきます。

もうひとつは、アルゴリズムに関する授業。アルゴリズムとは何かを理解するために、独学大全に載っていた表を使って、実際にアルゴリズム表を作成してみよう! という活動中心の授業です。プログラミングの話もしたいので、また友人に手伝ってもらうことになりそう。

まだまだ未熟者の私ですが、小学校という新たな職場で楽しく気ままに教えています、という報告でした。