「弱」です。ごきげんよう、桃ちゃんですよ。
わたしは弱い、と自覚すること
誰かに傷つけられることと同じくらい、誰かを傷つけてしまうことを過剰に怖がる私は、その傲慢さゆえに「対人における打たれ弱さ」を抱えています。それが今の持病のひとつの原因なのだそうで。つい最近も、引っ越しに関するひと悶着でグロッキーでした。結局家を出ないことになりましたが、そこに至るまでに多くの人にお叱りを受け、指摘をされ、もうメンタルはボロボロになりました。対人関係にひどく傷つきがちなのです。でも、誰かを傷つけないことなんてありえないし、傷つけずに対話などできないし、少しでも自分の暴力性に自覚的であった方が、いくぶんかマシであるというお言葉にはっとさせられました。
そんな桃ちゃんの今年の漢字はいくつかあって、「弱」を「緩」で「優」って感じです。漢字だけに。
弱さと付き合う
弱点は弱点なので、もうしょうがないです。直す努力はしますが、完全になくなることってもうないだろうなとも思います。だから「緩める」のです。今やっているのは、「努力しなくても跳べるハードルを増やして日々生活すること」です。桃ちゃんは睡眠導入剤を使用している関係で、あまり早起きが得意ではないのですが、復職に向けて現在トレーニング中です。早起きのコツは目が覚めたその瞬間に布団をはねのけてTwitterに起床報告をすること。そうやって、少しずつ「頑張ってやる」が「いつもできる」に変わるように、または「いつもできること」を中心に日々のメニューを組むように、自分で自分をモニタリングしています。こういう時に役立つのが書籍。今は読書猿氏の「独学大全」に書いてあった「行動記録表」と「グレー時間クレンジング」をやって、そのうえで「ラーニングログ」をつけること。要は、一日にどんなことに時間を費やしているのか把握して、できるだけ無駄をなくして、いつもできる状態にもっていけるよう、日々実践しているかどうかを毎日メモする、という方法論です。買ってよかった独学大全。皆様もぜひ。(ダイレクトマーケティング)
それを見ながら今もこうして執筆をしていますが、読書する時間やTwitterで交流する時間もちゃんと取れるように工夫しているので、少しずつではありますが行動が見直されています。己の限界を超えたり、超えなかったりの毎日でも、成果は出ています。
優しくなること
そうして自分が悪戦苦闘していると、誰かの行動を応援したくなります。余裕がない時には余計なことしやがって、みたいに思うことも、なんとなく愛おしく感じるようにもなります。今日は家族におやつを買って帰ろうとか、洗濯物を取り込んでくれてありがとうって言おうとか、そういう些細な優しさに、行動を見直して生まれた私の余裕が使われて、優しさの連鎖になっていかないかな、なんて夢想しています。ここからが桃ちゃんの努力の本番です、コロナに負けず頑張ります。それでは、また。
