12月5日まで、表参道駅近くのビル5Fで開催中です!
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【個展】
— 求愛行動/yui🐇11/30~12/5個展 (@301ag) 2021年12月4日
5日目展示始まりました!
あと2日宜しくお願い致します🙇♂️ https://t.co/iKmg3OIJLA
「私に触れるな」
アートディレクターの求愛行動さんは、様々な写真・映像作品を手掛けるフリーランスのクリエイターさんです。お名前の由来は、もともと孔雀が羽を広げているアイコンを使っていて、その流れで「求愛行動」にしたらそのまま芸名になったとのこと。私のペンネーム「星野桃太郎」にもご興味を持っていただいて、本当にうれしかったです。
今回の個展はタイトル通り「危険」かつ「不気味」な世界観を表現。
深紅の空間に注連縄とシャンデリアという異質な組み合わせ、壁一面の花、砂嵐のテレビ……ドキドキ、ゾクゾクする空間演出はもうさすがのひとことです。
蜷川実花監督を彷彿とさせるアートディレクションに私のテンションはMAXでした。不気味さ、危険な感じを与えたい(ただしグロ系やスプラッタは苦手なので「どこか違和感を抱く」雰囲気の怖さを演出したい)、危険な自分に容易に触れてほしくない、自分のこれからの仕事は自分で選んでいくという決意と覚悟の表れなのだとおっしゃっていて、いっそう感動しました。嫌な仕事も引き受けてきたけれど、ここからは、この個展以降はそんな安い私じゃない。その決意に痺れました。カッコいい。
赤は誘惑の色であり、危険を示す色でもあります。赤の世界に浸って、求愛行動さんの描き出す世界がもっと見たくなりましたし、何より求愛行動さんのお人柄の良さにとても惹かれました。これまでの作品も、ゴシック調なものから神々しいものまで、振り幅が非常に大きいのですが、ご自身でモデルを務めることもあるなど、こだわりが強いところも推しポイントです。写真の作品、映像の作品、そのすべてに一貫してあるのは「ひたひたと迫り来る不気味さ」。多くの人の心をつかんで離さない求愛行動さんから、目が離せません。