ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

新連載・教育現場から 8 今週の反省と研究授業の話

ポモドーロテクニックでなんとか過剰な活動をおさえることにしましたが、早速頓挫しました。きっかけはお風呂で気絶して、そのまま25分(まさに1ポモドーロ)寝ていたからです。危ないね。ごきげんよう、桃ちゃんです。

時短勤務になったよ

時短で勤務していますが、まさかの「薬の服用忘れ」でぶっ倒れるという失態を犯しました。現在スマホの画面には、その日服用する薬がマスキングテープで貼り付けられています。もう忘れることは無いだろうと思っていますが、うっかり桃ちゃんはたくさんのことを言われるとパニックになるので、あんまりあれこれ手を出さないようにします。

タスク管理について

桃ちゃんのタスク管理は、「活動時間を決める」ことから始まります。今まで気の向くままに好きなことから手を付けていたため、締め切りや必要事項の記入等を忘れることも多かったです。現に、委員会の月次反省を入力し忘れたことに気付きました。まさかの。限られた時間をうまく使うためには、集中して仕事を行う環境を整えて、自分の心も仕事に向かうようにしなければなりません。そのため、私は勝手に自分の中で誓いを立てました。

Twitterを解禁するのは帰りの電車だけ

Instagramの更新日は水金土日

③服薬の時間を決め、食事やお風呂を合間で済ませる

④週の中のどこかで、必ず読書タイムをとり、研究と修養に努める

こんなところです。1日の時間の使い方で、いちばんだめだと感じたのが「SNSを見まくっている」時間。議論を交わしたいときもありますが、「今やる必要はある?」と訊かれたら、そんなものは無いわけです。まずは自分の生命活動を維持することを行う。次に仕事に関することを行う。最後に余暇活動を行う。これでだいぶ、時間を有効活用できるようになりました。詳しくは読書猿著「独学大全」をチェック。

今週の反省

週半ばで力尽きたし、朝の方はホニャホニャしているし、あんまりいい授業ができなかった1週間でした。どうしても国語は「教え込み」になりがちなのですが、同僚の言っていた「教科書を読めばわかる」というフレーズに、若干の衝撃を受けました。生徒は「書いてあることが読めない」のです、どういうわけか。おそらく、まともに文字を追いかけて、内容をじっくり吟味した経験が無いのでしょう。だからこそ、私はよくやりがちな「トップスピードで駆け抜ける授業」をやめようと思いました。だってそれは、生徒のがやった気になるだけですからね。聞いて分かった気になって、それでおしまい、では実力もへったくれもありません。今後は丁寧に、目標設定とゴールを確認し、伝える情報を絞り、最終的に知識を活用する場面を作ってあげたいです。

生徒の実態

自信がないのです、うちの勤務先の子たち。自分はできない、という不安があって、どうしても主体的に何かをしようと動けないのです。だから少しでも承認したいのですが、いかんせん学力が低い。もちろん、学力だけがすべてではないし、どんな学歴・職歴の人でも一定水準の生活を送れる社会になるべきです。それでも、勉強でしか取り戻せない悔しさはあるのです。

以前、生徒が「すらすら解ける」というのはどういう状況を指すのか、という話を伺ったことがあります。いわく、「ケアレスミスはトレーニング不足によるものだから、演習量をこなすべし」「最速で最適な方法を使って一発で解けるようにすべし」と。なんて無茶なことを言うんだ、と今では思います。けれど、偏差値の高い学校の生徒たちはこういう感覚で問題を解いて進学していくのです。そういう子たちとうちの生徒は競争になる。だからこそ、私ができるのは受験屋だった頃の知識を活かして、彼らに勉強を通して得られる達成感を味わってもらいたい。そういう方針で、受験指導をすることにしました。

最後に、今週の板書と反省ノートを。それでは、また。