ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

新連載・教育現場から 10 授業について

ゆっくり、しっかり生きていくことを誓った桃ちゃんです。ごきげんよう。今週は特に授業で目新しいことをしていないので、今までの振り返りをしようと思います。勤務形態についてもお伝えできればと。

勤務状況について

まさかの休職一歩手前まで行きました。怖いね。精神的に不安定になりがちな梅雨をどう乗り切るか、お給料をどう手に入れるかで不安になってしまって……悩みすぎるのは私の良くない癖です。今は頑張って時短勤務を続けて、夏休みに分掌の仕事を学んで、9月~10月には通常の勤務ができるようになるべく、動いています。そのため夜の活動を減らし、22時には毎日就寝すると誓いました。毎日同じ時間に寝起きして、お薬服用とバランスの良い食事と適度な運動を徹底します。生活リズムと精神疾患は密接な関係にあるので、夜更かししない桃ちゃんに生まれ変わります。ひとまず、今まで仕事することを認めてくれた管理職の皆様には本当に足を向けて寝られませんし、この恩は必ず返さねばならないと思っているので、頑張りすぎずに本気を出します。

今週の反省

びっくりするほどミスが多かったです。時間をかけてやるべきことを、焦って急いでやったのも良くなかったし、何よりもダブルチェックを怠る癖が良くないです。計算ミスなどは特によくやらかしますが、それは会計の時にすごく不利になるので、今のうちから解決方法を探らなければならないと思っています。たとえばテストの採点なら、必ず足し算に統一・行ごとの配点記載・小問ごとの計算……などなど、打てる手はいくらでもあるのだと教わって、自分の非力さを痛感しました。というか、私は謙虚であらねばならない。変なプライドは捨て去らなければならない。うまく仕事ができないのであれば、周りを頼って、できるだけミスしない方法を学んで、次に活かすための手立てとしなければならない。私は己の傲慢さを恥じました。私はまだまだ未熟者、旅行く先は夢の途中。何よりも調子に乗らないことを徹底します。

授業職人

本日のツイキャスでも話題にしましたが、授業の進め方は小学校ナイズドされたほうが低学力層には響くことがわかりました。目的が分かって、動機づけができて、活動を中心に据えて、最後に振り返り。この一連の流れができれば、どんな校種・学力層でも通用する授業ができるのではないかと考えています。というか確信に近いものがあります。

ひとつの事例は、「羅生門」の授業でした。まずは通読して謎を見つけよう、と話したところ、食いつきがよかったし、何よりもグループで友達と相談しながらまとめるのが楽しかったようです。もちろん楽しいだけではだめなのですが、それでも授業の導入としては良かったのかな、と思っています。かなり面白い疑問も出て、それをひとつひとつ解決していく授業スタイルにしたのも、個人的に良かったポイントです。

もうひとつの事例は、「問読」という読みの技法を使った授業です。最後のまとめとして活用した遊びでした。小説や評論を読んで、最後に感想を書いたり、話し合ったりするじゃないですか。あれの「問題作り」バージョン、だと思って頂ければと。要は、読んだ内容を使って問題を作成し、どの部分に傍線を引くか、どの部分を解答とするかを考えさせる活動です。本文の展開や構成を理解することや、内容の把握の確認ができたので、これも大変有意義な活動だったと思います。

大事なこと

何にせよ一番大事なのは、目の前の生徒にその指導がマッチしているかどうか、という点に尽きると思います。どんなに優れた実践でも、合わない生徒もいます。そこをどうフォローするか、個別の手立てを考えておけると良いかなと思います。かく言う私もまだまだ未熟者ですので、精進していきます。それでは、また。