ゆったりまったり雑記帳

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Love Like Pop vol.21 ライブレポート【note・ブログ共通記事】

病院をはしごするのがうまくなりました。どうも星野です。
今回は私の愛するアーティスト・aikoちゃんの「Love Like Pop vol.21」に参戦したときのことを書いていこうと思います。

私とaikoちゃんの出会いは数年前にさかのぼります。
当時は高校1年生に上がりたてで、中学時代の友人が恋しかった頃でした。
違う高校に進学した友人に「なんかオススメの音楽ない?」というアバウトな話をしたところ、aikoちゃんの「まとめⅠ」を貸してもらいました。
そのときの衝撃をどう言語化するか思案して1時間が経ちますが、しっくりくる表現が見当たりません。
衝撃というよりはふんわりと包み込まれるような、不思議な心地よさがありました。
何より印象的だったのは「歌詞の意味が曖昧」なことと「メロディが覚えやすい」ことでした。
歌詞についてはいろいろな方がいろいろな方法で解釈を与えていますので、私から言うことはありません。
ほんとうに「自由で甘酸っぱくて切なくて、意味は多様に解釈できるからこそ幅広い世代の男女にウケる」のだと感じています。
メロディについては、私の専門が音楽ではないので汎用性のある説なのかはわかりませんが、「一度聴いただけで印象に残す」ことに関してaikoちゃんは類稀な才能を持っていらっしゃるのではないかと。
例えば「ストロー」(2018)にしても、「キラキラ」(2006)にしても、サビのメロディが記憶に強く残ると思っています。
aiko節と呼ばれる独特のメロディの作り方も特徴ですね。
とりあえずまだ知らない方は聴いてみてください、離れなくなりますから。

そんなaikoちゃん信者の私はこれまでライブには参戦したことがありませんでした。
予定がことごとく合わなかったのです……。
でも今回、2月10日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された「Love Like Pop vol.21」のチケットが運よく取れたので、嬉々として参戦したわけであります。

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さいたまスーパーアリーナ

寒空の下、北与野駅から徒歩5分のさいたまスーパーアリーナへ。16時頃着いたのですが物販はまだやっていました……よかった……
戦利品としてコンチョと、イラストレーターの愛・まどんなさんが描いた絵のTシャツ(サイズはドデカしか残っていなかったのでそれをチョイス)を買いました。
ドデカでも重ねて着るならじゅうぶんです。

今回の席はスタンドの4階、センターステージが左手に見える(アリーナの真ん中の通路が正面)若干の見切れ席。
小柄なaikoちゃんを目に焼き付けるには少々遠い……!!
座席には謎のバングルが設置されていました。
これが後に感動を生むのです。

会場が暗くなると同時に、映像演出が始まりました。
手拍子が鳴り響く中、プロジェクションマッピングでどきどきが最高潮に達した瞬間、聴き慣れたピアノの前奏が。
なんと1曲目に大ヒットナンバーの「カブトムシ」(1999)!!
会場からも大歓声。
その後も2~3曲歌うごとにMCを挟みながら進行していきましたが……
まず驚いたのは歌唱力の高さ。
あの華奢な体でステージを所狭しと駆け回り、飛んだり跳ねたり寝っ転がったり、かなり動いているのに、ほとんど音を外すことなく丁寧に、時折アレンジを加えながらのびのびと歌い上げていて、プロとして20年やっている力量を見せつけられた感じがしました。
MCでは上京してからの話や、その日参戦していた某お笑いタレントさんイジリなどもしていましたが、アリーナ席のファンと会話しながら話をしていくところがすごいなと。
声を張り上げるファンもなかなか強靭なメンタルをお持ちですが、その声を懸命に聞き、みんなが笑えるオチをつけるaikoちゃんの話術と、誠実にファンと向き合う姿勢が素晴らしかったです。

そしてあのバングルは何だったのか、と言いますと……
aikoちゃんの曲に合わせて、なんと光るのです!
全員同じ色になるとき、アリーナ席とスタンド席とが交互に点滅するときなどなど様々なバリエーションで、彼女のライブを彩ったのでした。
なんだか自分もライブ演出担当の一員になった気持ちがして、とても嬉しかったです。

いちばん印象に残っているのは、「be master of life」を生で聴けたことです。
aikoちゃんの楽曲は恋愛をモチーフにしたものが圧倒的に多いですが、この曲は純粋なエールソングだと私は考えています。
管楽器(ブラス)とギター・ベース・ドラムス・ピアノの重なり合いと、力強く元気な歌声、アップテンポな曲調が聴いていて心地いいのも元気になれる要素だと思いますが、何より歌詞に胸を打たれます。
「あたしは何があっても 生きる」
「誰が何を言おうと関係ない あたしは味方よ」
このフレーズに何度救われたことか。
生きていくことを全力で肯定してくれる。そう思いませんか?
私はもちろん号泣しました。

アンコールに応えて何度も出てきてくれるaikoちゃんのサービス精神にも感動しましたし、バックの演奏家さんたちの技術が高いのも素晴らしかったです。
あんなに多彩なaikoちゃんの曲をメドレーにして、しかも2パターンも作っちゃって、それをアレンジを加えながら演奏してしまうところも注目ポイントだなあと思いました。

つらいこと、苦しいこと、悲しいこともあるけれど、今だけは忘れて。
楽しいことやしあわせなこともいっぱいあるんだよ。
そんなaikoちゃんからのメッセージを受け取りました。

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物販戦利品

とっても心地いい満足感・幸福感に浸れたライブでした。
また行きたいです……今度はアリーナで!

次回の投稿内容は、定期的に発信しているクリエイターの内田慎之介さんとの交流についてです。

それでは、また。