ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

通販に頼って生活することを覚えた桃ちゃん【ブログ限定記事】

お題「#おうち時間

 

親友が過労なのか何なのか、「微熱が続く」と言っていて気が気じゃないです。どうも星野です。早くよくなってくれ。皆様も体調にはくれぐれもお気をつけて……コロナは自粛が無くなっても消えないからね……。

今日のお題は「おうち時間」。通販生活に慣れた桃ちゃんの、最近のお買い物事情をお伝えしたいなと思います。そろそろ録画もたまっているので映画を観ないと。その前に執筆じゃ。

 

①おようふく

性懲りもなくEATMEさんでお買い物しました。カーキは昨年のものですが、赤のチェックと黒のベルトは最近購入したもの。もうとんでもなくかわいくて、困ったことに自分もかわいいんじゃないかと錯覚するレベルです。そんな幻想を抱く前に痩せろ。ダイエットも頑張ります。最近座り仕事ばっかりで、授業のように声を出したり立ったりしていないので、筋力が落ちているのを感じます。これで再開後どうするんだ……? とにかくこのおようふくが似合う体型になるために、有酸素運動と筋トレを全力でやります。早寝早起き朝ごはん、そして適度な運動。ゆくゆくは夏のアバンチュールを満喫するんだい!!(※その予定はいまのところありません)

 

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EATMEさんのワンピースとベルト

 

②パソコン

遂にSurface Proを入手しました! お給料の半分以上を持って行ったけれど、決して悪い買い物ではないです。動作も早いし、変なところで止まったりしないし、タッチペンもついているし……私がいかに前のパソコンで苦労していたか、そしてスペックのいいパソコンがあるとどれだけQOLが上がるか、ということを実感しました。この勢いでオンライン授業と動画作成、TRPGオンセなどなどたくさんの活動を本格始動させていきます。もしご興味があればこういうこともやろうとしているので、何かあればTwitterのほうに連絡をください。

 

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さーふぇすぷろ

https://twitter.com/taro612maru/status/1262287134221692928
 

 

③書籍

一時は物流がパンクして、一度注文していたものがすべてキャンセルになり、泣く泣く再注文をかけた本たちがやってきました。うれしい。本棚はすでに崩壊寸前(一部崩壊済)なのですが、読むことは楽しいし、勉強しないとやっていけない商売なので、こうしてオンラインでも本を買えるのはありがたいです。まとめ買いすると荷物が重いし。いまは送料無料なのでありがたく使わせていただいています。本だけに限った話ではないのですが、物流を支えている方、販売会社の方、本当にありがとうございます……!

 

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最近購入した本

 

④推しに投資

お礼のブロマイドを頂いてしまった……!! これはメロンちゃんさんのブロマイドです。彼のAmazonのほしいものリストから選んで、お誕生日も兼ねて贈ったのですが、直筆コメント入りのポストカードとブロマイドのセットが届き、なんかもう天に召されるってこういうことなのか……と半ば悟りを開いたような表情でブロマイドを眺めております。いや私はまだまだ煩悩MAXなのでニルヴァーナには程遠いですが。推しのいる生活、いず、びゅーちふる。

 

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メロンちゃんさんのブロマイド

楽しいことがいっぱいのわたくしですが、皆さんにも「楽しい」「うれしい」を還元すべく活動しております。下記のリンクから飛べますので、お好きな「桃ちゃんの活動」を選んでお楽しみください。

文筆活動①仕事 https://note.com/hoshino1616

文筆活動②二次創作、TRPGシナリオ https://www.pixiv.net/users/3109046

ハンドメイド https://minne.com/@hoshino-momo

ハンドメイド兼TRPGシナリオ、リプレイ動画 https://fantia.jp/fanclubs/34269

さて、エアコミティアに登録するか! それでは、また。

おようふくを語らせたらアツい桃ちゃん【ブログ限定記事】

今週のお題「自慢の一着」

 

ガシガシ執筆。今週は文筆活動の強化週間です。来週は映画鑑賞強化週間の予定。どうも星野です。そろそろ通常出勤が始まると聞いて、今日16時まで爆睡していたことを反省しています。

今回のお題は「おようふく」……私の愛してやまないものですね!

私の今季買ったものなども一緒に紹介していきます。

 

まず私の好きなブランドさんの紹介を。

①F i.n.t & an another angelus (フリーインターナショナル)

サイトはこちら。https://www.fint-shop.com/

すごくふわふわで可愛くて、私がおしゃれに目覚めたきっかけのブランドさんでもあります。レトロでクラシカル、かつガーリー。すっごく胸がきゅんとするおようふくがたくさんです。F i.n.tは価格帯も低くちょっと甘め、an3は価格帯が高めで大人っぽいです。どちらもクラシカルで、お仕事着にも最適。私が学校に着ていくおようふくの90%はこのどちらかです。ファンサイトもあるので、プレスさんたちとの距離が近いのも推せる。

 

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F i.n.tとan3のおようふく

 

②EATME & jouetie(RUNWAY channel)

サイトはこちら。https://runway-webstore.com/?aid3=rcmenu_logo

こっちは複合サイトなのでかなりおようふくのテイストに差があります。EATMEはゴシックで、甘めの色やデザインに、ゴツいベルトとかハーネスとかでピリ辛にする感じです。最近すごくハマっています。なんと監修は益若つばささん。そりゃ可愛いわけだよ。店員さんも仲良くしてくれているのでうれしい。早くお買い物に行きたい。

jouetieはカジュアルでパンク。でもチュールなどの素材で女の子らしさも追求できるブランドさんです。親友は「10kg痩せたら着たい」と言っていたので、カッコイイ系が好き、ストリート系が好きという方にもオススメ。

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EATMEとjouetieのおようふく

今はお散歩やお買い物などくらいしか行けず、遊びには行くことができなくて、かなり寂しいのですが、私は毎日可愛いおようふくを着てテンションを上げています。枕草子にもありますが、「おしゃれは自分のためにするもの」です。何はなくても着飾るのはうれしいものです。おようふくにお金をかけすぎていて、自分でもちょっとどうかとは思うのですが、仕事のモチベーションにもなるので大事にしています。楽しくおようふくを着ることが、たぶん購入したおようふくにとってもいいことじゃないかと思っています。だから私は、おようふくを大事にする。今日も今日とて投資です。……ダイエットもします、しますよ!! 痩せないと可愛くないからね!! 頑張ります。それでは、また。

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各ブランドごちゃまぜコーデ(最近買ったもの)



おうちに引きこもって【ブログ限定記事】

お題「#おうち時間

 

独自記事も書いています。どうも星野です。今日は「おうち時間」ということで、いろいろな話ができればいいなと思っています。

 

まず、おうちでオンライン勉強会に参加しました。その時の様子を書きます、

 

びっくりしたのは、みんな同じところに傍線を引いているのに聞き方や答え方が全く違うことでした。たぶんこれが各人の「解釈」というもので、王道パターンはあれど決してこうあるべきだという「唯一解」はないのだと実感しました。永遠の課題ですね。何を読ませ、どう答えさせるか、という。ただ、この文章(「ともだち地獄」という評論です)で「何を重点的に教えるか」を考えながらみんなそれぞれ作っていたのだろうなと思うと、だいたい同じような内容を授業で教えることになるのだろうことは想像に難くないです。そこで差異が出るのが教師の腕の見せ所であり、かつ教師一人ひとりの持ち味なのだろうなとも考えました。

選択式にすると簡単になりすぎるし、記述式にすると難しくなりすぎる。そこのさじ加減も考えるうえでとても大変でした(皆さんも悩んでいたようでした)

いわゆる受験テクニック(「このように」などの表現に注目する、前後関係を読み取る等)だけで答えられる問題にしてはつまらないし、授業で教えていないことを出題するわけにもいかない。ここは悩ましいですね。

 

それに対する私の回答は、「授業で扱った範囲に『問い』も含めてしまえばいいのではないか」です。

どういうことかといいますと、授業中に私が行っている「リフレクションシート」(このあと投稿する記事をお読みください)で生徒の疑問やつまずきを拾うのです。そして授業内で全体にフィードバックする。そしてそれを出題する。これで授業で教えていることになるでしょう? ……という、暴論です。

これでは横並び主義に大きく反するので、マンモス校などでは通用しないやり方ですし、ワンマンプレーも行きすぎはよくないと思うのですが、本気で思考力を身につけさせるならこれくらいしないといけないと思います。実際にこのタイプの問題を今年度は出題します。その結果も記事にしますので、よろしければお読みください。

 

私の作問したテストは全部記述というめちゃくちゃ大変なものです。しかも要約付き。なぜそんなものを生み出したかというと、それは「生徒自身が自由に考え、ことばを使って表現する過程でそれぞれ個人が『論理的思考と呼ばれるもの』に触れてほしい」と考えているからです。これから先、進学するにせよ就職するにせよ(私の勤務校のうち定時のほうでは就職を選ぶ生徒が半分います)「論理的に考える」ちからは必要です。ご発言にもありましたが、受験のためとかテストのためとか、そういう安直な理由で勉強をしてほしくない、もっとたくさん文章から語彙なり知識なり思考のフレームなりを吸収して活用してほしいという願いがあるのです。点数至上主義はどうにかしなくてはならないものなのですが、それに対抗する手段をいまは持ち合わせていないので、当面は水面下で「謀反」と称して生徒に「批評すること」を教えていこうと思っています。

 

批評することをどのように教えるかについてはこちらの記事をご参照ください。改訂版です。

https://note.com/hoshino1616/n/n2f1ccdc5144a

 

テストの作問で重要なのは、問い(どこを聞こうかな)から考えるにせよ答え(こんなことを答えてほしいな)から考えるにせよ、何を考えさせたいかという出題の意図の一貫性と整合性です。つまり、授業で教えた内容を応用して解けるものを作ること、そしてその判断基準は妥当な論理であること。このふたつだという結論に至りました。

私はわりと我が強いので頑として曲げないのですが、作問の方法(例えば、「文章全体を読ませてから答える問題を入れておくこと」だとか、「個人言語を一般化する問題を入れておく」だとか、字数制限の悩ましさとか)を学べたので、とても実り多い勉強会になりました。ありがとうございました。

 

しかし私は忘れない。私のパソコンではZoomのビデオ通話ができないということを。

買い替えるためにもご支援をお願いします。

https://minne.com/@hoshino-momo

https://fantia.jp/fanclubs/34269

 

そして、ネコチャン(ぬいぐるみのアランチャ)を洗いました。ビフォーアフターがこちら。

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上が洗う前、下が洗った後

毛並みをご覧ください、全然違いますよね!?(食い気味に)

洗った後はすっごくふわふわでもふもふになりました。

買ったのはこれです、ぬいぐるみ病院さんの「モフリー」。トリートメントとセットです。いい買い物でした。たんまりあるのでまだまだ洗ってあげられる。

http://shop.fumofumo-san.land/shopdetail/000000001255/ct141/page1/order/

おでかけはまだですが、このふわふわえんじぇるを連れて歩けるだけで幸せなので、お散歩に連れ出そうと思っています。

それにしてもうちのこはかわいい。

あとは十万が早急に振り込まれることを祈るのみです。それでは、また。

行けるのならばどこまでも【note・ブログ共通記事】

今日は余力があるので、考察も小説もじゃんじゃん書き進めています。どうも星野です。ちなみにパソコンの余力はありません。買い替えたいのだけれど政府からの給付金か、勤め先からの補助が無ければ高額すぎて買えません。悲しきかな。minneFantiaはこちら。

https://minne.com/@hoshino-momo

https://fantia.jp/fanclubs/34269

在庫しかないのでお気軽にどうぞ。即日発送可、全国一律送料無料。これからラッピング用ポーチも縫いますので、よろしかったら是非。

 

今日のテーマは「一度は行きたいあの場所」。飛行機が怖いこともあって普段旅行などはほぼしませんが、最近美術品に飢えている私の魂の叫びです。では、どうぞ。

 

 

国内で行きたいのは徳島県の「大塚国際美術館」。すべてが複製画の、写真撮影OKお触りOKのテーマパーク的美術館です。一日滞在したい。米津玄師さんが2018年のNHK紅白歌合戦で代表曲「Lemon」を披露した場所でもありますね。そこに行ってみたいのもありますが、他にも世界的に有名な作品が一堂に会しているのは、いうなればオールスター大集合です。行きたい。入館料は3000円と美術館にしてはややお高めですが、ここはテーマパークだから。個人的にはディズニーランドとかUSJみたいな扱いでいいと思っているのです。だからこの金額でいい、むしろ安い。交通費は高いけれど。名画を陶器で再現しているその技術をリポートしたい。夢が膨らむ場所そのいちです。ホームページはこちら。

https://o-museum.or.jp/

 

海外で行きたいのはチェコ。敬愛する画家・ミュシャの祖国ということで、とにかく海外に行けと言われたら真っ先にチェコに行きますね。ミュシャの絵画を生で見る機会は何度かありましたが、画家自身の息づかいをもっと身近に感じたいなと思っています。その意味では大阪の堺にあるミュシャの美術館にも行ってみたいのです……あの独特の輪郭線や女性のふっくらとした描き方が大好きなのです。ミュシャについてはこの記事を参照のこと。私がアツく語っています。

ミュシャの美術館のサイトはこちら。

https://mucha.sakai-bunshin.com/

 

私は特に「ここに行きたい」と思うことがあるわけではなく、「イベントがあるから行く」みたいな感覚の方が強いです。

明らかにイベントに参加したという事実、その空間にいられた事実を堪能したい「コト消費」タイプです。

徳島にしてもチェコにしても、取材したいという目的もあります。自分を敬愛する清少納言先輩にたとえるのはおこがましいですが、風流だと思ったこと、すてきだと感じたこと、じぶんの感性に合っていると思ったことを記録したいという気持ちが強いのです。紫式部先輩には「ろくな死に方をしない」と言われそうですが、私はどちらかといえば清少納言先輩タイプの思考をしている(自称)ので、この目で世界を見て、その美しさを言祝ぎたい。

好きなものばかり見続けることは当然叶わないでしょうが、それでも素敵なものにはアンテナを張っていて、ちゃんとキャッチしたい。

だからこそこの二か所だけは絶対に死ぬまでに行きたい。そう考えています。

そのためにはお金を稼いで、休みを取らなければならないのですが……嬉しいことに同行者がいるので、それだけはありがたいと思っています。方向音痴コンビで出かけることになるので、道中が不安ですが。

これからもっといろいろなものを見て、いろいろな経験をして、たくさん美しいものに触れて、記録していきたいと思いますので、今後ともこちらのブログをよろしくお願い致します。それでは、また。

※noteはこちら。お仕事の話はこっちがメインです

https://note.com/hoshino1616

うつりゆくこそことばなれ【note・ブログ共通記事】

Zoomでビデオ通話ができない情報弱者が通りますよ。使い方はわかっているのだけれど。どうも星野です。勉強会の内容も後々noteにアップしましたのでお読みください。リンクはこちら。根岸さんには過分なお褒めの言葉を頂戴してしまいました。てへへ。ありがとうございます。

今日のテーマは「言語学あれこれ」。私が大学で専攻していた日本語の話をしたいと思います。

できればこちらで商品を買って頂けると助かります。

https://minne.com/@hoshino-momo

https://fantia.jp/fanclubs/34269

パソコンの挙動がいよいよおかしいので買い替えたい。このオンボロで私は本当にオンライン授業ができるのか。謎です。

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移りゆく桜

 

突然ですが皆様、カタカナの「ヲ」ってどうやって書きますか? 「フ」に横棒を付けているとお考えの方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。実はこの字の機嫌は「乎」だと言われていて、正しくは横棒を二本書いてから左はらい、なのだそうです。最初にこの話を聞いてとても驚いたのですが、日本語の不思議さはこんなものではなかったことが後々わかります。

 

ところで、なぜ私が日本語(言語学)を専攻したかと言うと、単純に「資格がいっぱい取れるから」でした。小学校教諭一種、中学校教諭一種、高等学校教諭一種、司書教諭資格、そして日本語教師資格。これらすべてを大学の四年間で取りたかったというのが本音です。結果的に司書教諭は一年遅れて取得しましたが、これでフルコンプリートです。できれば専修免許も欲しいけれど、お金が無いのと出身大学の大学院が教職大学院だけになってしまって、研究活動ができないのがネックなため保留です。ちなみに、日本語教師は正確には免許を必要としない「資格による職」なので、かなり立場は危ういそうです。激務なのに。(実際に日本語学校に就職した友人もいます)日本語教師の仕事は非常勤の講師による薄給激務なので、なかなか食べていくのが難しいのです。

 

閑話休題。元に戻します。

 

他にもびっくりしたのは、「ひ、ふ、み……」という和語での数の数え方。実は並べてみると面白いことが分かるのです。

ひ  ふ  み  よ  いつ  む  なな  や  ここ  とお

これ、よく見てみると倍数のところ、つまり「ひ」と「ふ」、「み」と「む」、「よ」と「や」が同じ行の音になっているのです。江戸時代に新井白石が発見したそうで、日本語って深いなと思った話のひとつです。ちなみに「いち、に、さん……」の数え方だと、いちから数えた場合は七が「しち」と「なな」の二パターンあるのですが、十から数えると必ず「なな」になります。不思議ですよね。

 

こんなふうに「ことば」そのものの不思議に触れることができた大学での時間は、とても有意義でした。純粋に学問として興味があったので、知的好奇心を満たしてくれたのもありますが、それ以上に教えるときに役に立つ「ことばのルール」を学べたのでよかったなと思っています。私は初等の道も日本語教師の道も選びませんでしたが、大学での学びは確実に役立っています。「ことば」を学ぶことは、国の文化を学び、思考の根っこにあるものを学ぶ営みだと思っています。その意味で「日本語教育」を国語教育の中に取り入れることもいずれ求められるでしょう。

 

「うつりゆくこそことばなれ」。ら抜き言葉に代表される「ことばの乱れ」を、進化ととるか退化ととるか。教育上はことばの乱れを正していかなくては、どんどん言語は下流化していきます。アナウンサーや国語教師などの言語に関する職業に就いた者は、ことばに敏感になって、正しいものを使い、伝え、教える役割と義務があります。特に義務教育期間中の国語を教える場合は、教えていくうえでのスタンスを明確にする必要もあります。

しかし「ことば」の「本来」とはいつ・どこの時点でのことばなのかはっきりしない以上、権威ある存在が使うことばが正しい、みたいな考え方も時にスタンダードになるかもしれません。ことばにはグレーゾーンが存在します。重なり合いが大きいか小さいかだけの問題ということもままあります。

それでも、私は「正しいことばの知識」を教えたいと思っています。

社会に出て困らないように。日常生活を送るうえで支障が無いように。そして、豊かなことばの世界で常に学んでいけるように。

私はそんな思いで教壇に立っている、というお話でした。それでは、また。

会いたい人は、あまりに遠い【ブログ限定記事】

今週のお題「会いたい人」

 

リーマンもすなるZoomといふものを、ニートもしてみむとて、するなり。

ちゃんと学校で教えているし、これからオンライン授業が始まるので、厳密に言えばニートじゃないけれど。どうも星野です。Zoomの結果? 音声が死んで画面も死んだよ! 低スペックPCと脆弱なインターネット回線のせいだね! 買い替えたい……。

お金が無いので商品を買ってサポートしてくださると助かります。全国一律送料無料、即日発送可、在庫しかないのでぜひ。

https://minne.com/@hoshino-momo

https://fantia.jp/fanclubs/34269

 

さて今回のお題「会いたい人」ですが、たくさんいるので分野ごとにおはなししていきたいと思います。

 

①友人たち

オンラインで音声を繋ぐことはできても、一緒に出かけることができないフラストレーションが溜まりつつある桃ちゃんなのです。一緒にお買い物やアフターヌーンティーを楽しみたいし、ただひたすら顔を合わせて話がしたい。それだけでもいい。今の騒動が奪った、「顔を合わせるよろこび」をもう一度取り戻したいです。

 

②会いに行ける推し

たとえばこのブログでも何度か紹介させていただいている内田慎之介さん。サシで飲み会をする約束をしていたのにパァです。かなしい。そして最近ドはまりしているメロンちゃんさん。渋谷のコンカフェで働いているモデルさんなのですが、すごく優しくて声も良くて料理が上手くて気配り上手でとにかく推し。このおふたりに会いたい。あと、ひいきにしているお店の店員さんたちと、近況を話したりコーディネートの相談をしたり、かわいいものを共有したい。この推したちに会えることも「何気ない日常に宿るよころび」だったのだと思うと胸が痛いです。

 

③普段めったに会えない推し

UNISON SQUARE GARDENの対バン。須田景凪さんのツアー。うたの☆プリンスさまっ♪のライブ7th――全部無くなりました。返ってきたお金も結構な額でした(私はじり貧だというのにそういうのに金をかけてしまうのでよくないですね、でも生きがいなんだ)。普段会えないからこそ、このチャンスを逃したくなかったのに。這ってでも行く予定だったのに。悔しい。けれど一番悲しくて悔しいのは、きっとライブができなかった出演者様やスタッフの皆様だと思うから、次のチャンスを大事にしたいです。

 

④生徒たち

いまもきっと、同級生や友達に会えなかったり、運動できずにイライラしていたり、悩んで苦しんでいるだろう生徒を想うと私も悲しくなります。彼らと会って話がしたい。授業をしたい。教えて、やりとりして、笑って……私の当たり前だった「仕事」さえも今は無くなってしまいました。これも地味にダメージです。

 

そこにあったはずの当たり前が、全然当たり前の事じゃなかった、奇跡だったんだと気付くには、あまりに遅すぎました。死んでいないし、まだ病気にもかかっていないから望みはあるけれど、これで命さえもなくなっていたらと思うと怖いですね。

やっぱり人と会うことって私にとってはすごく大事なことだったんだなとひしひし感じています。誰かに会って、話がしたいよ。

愚痴っぽくなってしまったので、今回はこの辺で。それでは、また。

書くことと話すこと【note・ブログ共通記事】

今日も楽しくオンセしました。プレイヤーをやるのもいいものですね、新鮮。どうも星野です。在宅で勤務が始まる前に遊び倒しています。

ブログの方が先出しの記事です。こっちを長く読んでくださっている方への特権です。noteはこちら、ハンドメイドと同人はこちら。

https://minne.com/@hoshino-momo

https://fantia.jp/fanclubs/34269

https://www.pixiv.net/users/3109046

 

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オンラインセッション時の背景。大阪のカフェにて。

 

今回のテーマは「書くことと話すこと」。表現の違いとそれに起因する豊かさについてです。

私は最近友人とオンラインでTRPGセッションをしているのですが、明らかに得意な演じ方が違うと思ったのが事の発端です。

ある人は長考タイプで描写にもこだわるし、文章で書くのがすごくうまい。

ある人はその場の機転で気の利いた発言をして場を回すのがとてもうまい。

この違いはどこからくるのか。与える印象はどう違うのか。それについて思考を巡らせたいと思います。

 

オンラインセッションでは、音声も繋ぎますが、チャットログを残すために文字入力もします。私はその入力スピードと描写のうまさに相関性はあまりないような気がしています。というのも、入力が遅くてもそのぶん重厚な描写をするひとや、文章も演技もとにかく拙速を貴ぶひと、いろいろであり個人の好き好きだからです。(うちの卓はあまりにも方向性が違いすぎるので、顕著にみられるだけかもしれませんが。)それはその人の個性と経験に大きく影響を受けるものと思われます。しかしそういう、対面卓(いわゆるオフラインセッション)が得意なひとと、文章表現で勝負するオンラインセッションの相性が悪いかと言うとそうでもなく。入力が遅くても早くても、心に響く演技ができるひとはできてしまうようなのです。

 

ではその根源にあるものは何か。

 

それは読書経験、あるいはドラマや映画などの鑑賞経験、とにかくストーリーのあるものを読み、自分なりに解釈を加えた経験があるかどうか、だとにらんでいます。

 

うちの卓には最近になって小説を読むようになり、5/5GMデビューを果たしたライターがいます。その子はかなりのゲーマーで、少年マンガをガンガン読むタイプ。最近物語論同人活動に足を突っ込み始めたばかりの初心者ですが、その子の紡ぐ物語はとても心地いいものでした。私はこの卓で10シナリオライターGMをこなしていて、作品数もかなりありますが、正直その才能に嫉妬しました。おそらくその子が面白いと思った作品を、その子なりに解釈して再構築した結果、私の胸に響く作品になったから舌を巻くほどうまい作品に仕上がったのだと思っています。もちろん私たちプレイヤーが、GMの想定を超えた発言・行動を起こして、その結果思わぬ方向に話が転がり、いっそう面白くなった可能性もあります。しかし作品が個人に受け取られるときのことを考えると、どうもそれだけではないような気もします。

誰かが紡いだ「物語」(ストーリー)を受け取るとき、コミュニケーションの六要素(ロマン・ヤコブソン1960)が関係してくるのは確実なのですが、それが「じぶんごと」になるTRPGの場合、プレイヤーの心にGMの「ことば」はいっそう深く突き刺さります。GMの「ことば」は単なる情景描写ではなく、プレイヤーたちが直面している紛れもない「現実」なのですから、当然のことかもしれません。その「現実」に立ち向かい、共に戦い、たまに裏切ったりラブコメを演じたり……どんな形にせよ「物語がみんなで共有される」現象を通して物語は豊かになっていくのだと、私は考えています。それが音声言語だろうが文字言語だろうが、「共有」され「受け入れられた」瞬間にそれはひとのこころの根っこの部分に届くようになるのでしょう。古典文学が時代を経て語り継がれるのも、同じように皆に共有されるからなのかな、と思ってみたり。

 

ひとに届く作品をつくるためには、「自分が受け取った経験」がないといけない。

そういう結論にたどり着くのだと思いました。

なんだか脈絡のない話になりましたが、ここで考察はおしまいにして、別の執筆に移ろうと思います。

これが誰かのヒントになりますように。それでは、また。