ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 66 今週の反省

だんだん眠気に勝てるようになりました。ごきげんよう、桃ちゃんです。

スピーチの単元

国語では「今、私は、ぼくは」という資料を使った発表の単元に入りました。内容としては、1週間かけて「将来の夢」とか「これからも大切にしていきたいもの」などについてスピーチの原稿を作り、スライドを用意するというものです。スライドは下手な官僚より上手く作れる子どもたちですが、肝心の原稿がいまひとつ伸び悩んでいる印象です。今回も私が模範を示し、子どもたちはそれを見てやる気に火が付いた模様ではありましたが、どうすればいいか分からないのが正直なところだったのでしょう。そのため授業のほとんどを机間指導に充て、得意な子から苦手な子まで、幅広くアドバイスをしながら細かく進捗をチェックしました。結果的にオリジナリティあふれる良い作品が生まれていったのですが、そのときに「ふざけちゃう理由」も若干分かった気がしました。何をすればいいのかわからないから、相手の気を引きたいから、一緒に作業しているとおしゃべりに花が咲いてしまうから……様々な理由がありそうです。「困ったちゃんは困っている子」という先達の教えを、深くかみしめた1週間でした。

理科のテスト

水溶液の単元でテストをしたのですが、結構誤解している子が多くてびっくりしました。酸性とアルカリ性を逆で覚えるのは序の口で、中性も含め全部ごちゃごちゃの子、事件の結果から推論ができない子、あれだけテスト前に復習プリントを解いたのに酸化したアルミニウムともとのアルミニウムが同じだと答える子……学力にここまで差がつくとは……できる子はもちろん満点なのですが、惜しいミスが多かったです。これは私の指導力不足によるもので、授業を進めることに意識が向いてしまって肝心の子どもたちの実態や考えていることを把握しきれていなかった、という課題が浮かび上がりました。これはイカン。どこまで習熟しているか、数回にわたって復習を入れたり、発言の多い子だけに任せるのではない授業設計を推進したりすることが求められると感じました。最後の単元では、今まで学習したことを有機的に繋いでいきたいので、復習しながらうまく「課題解決型学習」に落とし込んでいきたいです。

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート