ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

教育現場から 47 今週の反省

実践の反省などを書きます。

ボロボロだった「やまなし」

テストを実施したところ、非常に平均点が低く、私の指導力不足を痛感したところです。やっぱり教え込みは良くないですね。彼らの中に何も残っていない。それは自分たちで発見したり考えたりしたことになっていない、ということでもあります。私はやみくもに教えたいことだけトーク&チョークで教えて、それで満足してしまったのでした。非常に良くない。自己満足の授業ほど醜いものはない。だからすごく悔しいです。もっと「年表を作る」とか「ジグソー学習をさせる」とか、やりようはあったはずなのに、それに私自身が気付いていなかった。すごく後悔の残る単元となりました。今後はこの反省を活かして「活動中心」ということを中心に据えるようにします。

たくさんのテストをさばく

今週はテストをさばき、週案を出し、何かと忙しく過ごしていました。やっとのことで給食指導に入ったら子どもたちに「せんせー、おそーい!」と文句をつけられ、なんだか私もなつかれたな……と感慨にふけっています。テストで点数を取れない子は、問題文からまともに読めていないとか、何か重大な勘違いをしてしまっているとか、いろいろな要因があるようなので、もっと分析して今後につなげていきたいです。

実践報告①「俳句鑑賞会」

Jamboardを使用した俳句鑑賞会を行ないました。流れとしては、俳句を詠ませてGoogle Classroomで提出、優秀なものを名前を伏せてJamboardに貼り付け、そして話し合いをする際のメモ代わりに使用してもらいました。

俳句を詠む際に「対照的なものを合体させる」というテクニックを伝授しましたが、それを意識しつつも素直に詠んでくれました。そのなかで子どもたちの関心をひきそうなものをチョイスして、班ごとに「良いところ」「改善点」「見える情景」の三点について議論してもらいました。

その結果、非常に盛り上がって、もっとこうしたほうがいいだとか、こんな情景が見えてきたとか、ああだこうだと意見を述べてくれました。それが次の単元へと繋がっていきます。

実践報告②話し合い

話し合いをさせたときに感じた「話し手が一方的に伝えるだけになっている」「意見を言う子がかたよっている」という状況を打破すべく、次の単元では最初に「挑戦したいこと」「心配事」をヒアリングし、そのうえでチーム分けを決めることにしました。場を盛り上げたり引っ張ったり出来る子がかたよらないようにし、書記も司会も自分たちで決める、話し合いのルールを守るといった目標を掲げ、来週いよいよ話し合い本番を迎えます。彼らの中で何か「安心して失敗できる場所」になればいいなあと思っています。

最後に、今週の反省ノートを。それでは、また。

今週の反省ノート