ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

「宝石」展(上野) レポ

きらきら、豪華絢爛。

まずは概要から。6月19日まで国立科学博物館にて開催。9時から17時まで開館。要予約です。

宝石といえばジュエリーになっているものが思い浮かぶかと思いますが、原石もめちゃくちゃ味わいがあって良かったです。どうやって切り出して磨くのか、ということや、どのようにしてこのきれいな色合い・輝きになるのか、科学的かつ歴史の変遷も踏まえて展示しているところがよかったです。ものすごく勉強になる。面白かったのは紫外線で光る石のところ。フローライト(蛍石)がすごくきれいでした。びっくり。ジュエリーの技巧が感じられるだけでなく、歴史的にものすごく価値のある作品もバシバシ展示されていた(第5章です、お写真NGエリア)ことに、科博の本気を感じました。

私が宝石に興味を持ったのは「宝石の国」というマンガがきっかけでした。アニメを見て、その救いのなさに惹かれたクチなのですが、アンタークチサイトという「常温だと液体だけれど、凍らせると結晶化する」宝石が推しで、今回会えるかな、と淡い期待を抱いていたのですが、残念ながらご対面は叶わず。でも主人公のフォスフォフィライトやアメジスト、パパラチアなど、作中で出てきた子たちがいっぱいいてワ~~~! と興奮が抑えられませんでした。楽しかった。

宝飾品として「美しさ」に価値を見出す前に、どういう経緯でそれが今目の前にあるのか、ということにも目を向けたらいいのかな、と思いました。

展示の様子