今週のお題「爆発」
リア充が爆発することは吉兆だと聞きましたが本当でしょうか。ごきげんよう、桃ちゃんです。桃ちゃんはお仕事と結婚しているのでリア充なのかもしれない。
爆発、で最初に思い浮かんだのは「TRPGでなんでも爆発オチにするやつ」がヤバいという話でした。うちの卓にはマンチ(脳筋)とルーニー(おふざけでルールの穴を突いてくる)が多く、どうしても持ち込んだもので爆破させようとする傾向があり……お前らだけだよチャウグナーにガソリン撒いて着火したの。神話生物は絶対に殺す、という方針で動いているので、もうそれをネタにしたギャグシナリオもやりました。もはやアベンジャーズだよねとか言いながらトンチキな話で遊んでいた頃が懐かしい。最近は予定も合わず、なかなかセッションを開催できないという悲しみの海に沈んでいます。野良でもやりに行けば、とは言うものの、プレイスタイルの違いで結構揉めることもあるし、何より私が人見知りなので……本当はやりたいけれど、鎮火している今は、特大の花火を打ち上げる前のドキドキだけを持って生きています。
芸術は爆発、というセリフもありますが、最近の私の場合は「静かなる感動」をモットーに小説やシナリオを書いているので、そこまで派手なことはしていません。フルタイム勤務になると、どうしても毎日を生きるのに必死になってしまって、自分の中に燃える情熱だとか、爆発させたいものがあることを忘れてしまうのですよね。そうして不発弾を抱えた桃ちゃんはダークサイドに堕ちて、別のところでうっかり地雷を踏み抜いたりするわけです。
皆様にも言えることだと思います、「情熱はあったほうがいい」。仕事に対しても、趣味に対しても、何らかのモチベーションとそれを発散する場所があると、一気に生活が彩りを取り戻すのです。実際に私は12990円したチケットを握りしめて、有明の東京ガーデンシアターで動いている推しに会ってきましたが、あれは何かの爆発でした。萌えの爆発なのか、尊さの爆発なのか、自分でもよくわかりません。けれどあれは確かに私の中の何かを燃え上がらせた。それだけは確かです。そうして燃え上がったテンションで生き抜いたからこそ、今があるのだと思えています。
軸足多めをモットーとする私にとって、趣味も仕事も「起爆剤」。お仕事だって推し事だって、省エネモードでも燃焼するカロリーは蓄えています。楽しく、元気に、好きな人と会って話せる世の中が戻ってきてほしいな、なんて思っています。
