今週のお題「鍋」
最初に言っておきます。料理の話はしない。どうも星野です。今回のお題は「鍋」ですが、寒い日に食べるのは良いよね、という話にはしません。まあ、私もお鍋で温まるの、好きですけれども。
最初に宣伝! お好きな桃ちゃんの活動を支援してくださるとうれしいです。
私の実家は共働きで、冬場は面倒だからと毎日のように鍋料理が出ます。手軽に野菜と肉を摂取できる便利な料理、それがお鍋。うちの定番は水炊きですが、たまに豆乳とかいろいろ味のついたものが出ます。正直すき焼きの方が好き。そんなことはどうでもいいですね。ゆくゆくは独り立ちして、親友とルームシェアした時には、たぶん相手が鍋将軍になると思うのですが、我が家では「鍋将軍」というものは存在しないので、カルチャーショックを受けてみたいと思います。
そんな親友ですが、先日ちょっとしたことで喧嘩しまして。お互い疲れて気が立っていて、売り言葉に買い言葉で荒れたのですが、翌日に同じくらいのタイミングで謝りあっていて、本当に私は良い友達を持ったと思いました。
別の親友(デザインフェスタについてきてくれた子です。私の親友はその2人しかいません)にその話をしたら、「価値観の違う人と接するのは良いことって、事実だけれど綺麗事でもあるよね」とメッセージがありました。曰く、価値観が変わったときに同じ距離感で話してくれるひとがいないと結局孤立してしまうから、と。
私は正直友達が少ないです。深く狭い付き合いをするタイプなので、どうしても限られた交友関係の中に安住してしまいがちです。けれど、それだけではきっとだめなんだろうな、と思い直しました。まるでお鍋のように、しいたけとか水菜とか白菜とかお肉とかが同居しているように、喧嘩せずにそれぞれの主張を混ぜ合わせたら、あったかな関係が築けて、心も温まるのだろうと考えたわけです。
鍋将軍候補の親友は、心が少年で熱しやすく冷めやすいタイプ。対して私はおとめちっく恋愛脳(スイーツ)かつ同じ沼に10年くらい居るタイプ。水と油の如く真逆の性格です。それでも一緒にいて居心地がいいのは、きっと我々がお鍋のような感じなのかな、などと想像しています。お肉の親友と、白菜の私。「互いの個性を尊重しあいながら、褒めるべきは褒め、叱るべきは叱り、一緒にいるときはマナーを守る、踏み込みすぎない」という絶妙な関係を維持できているから、10年一緒にいられる大事な友達なのだろう。貴重ですよね、そういう「鍋友」(別に鍋を食べ歩く仲間ではありませんよ)。
どんなことも話せる友人と、仲良くできる環境にあるのは本当にうれしいことです。
この間も早めのクリスマスプレゼント(えふじーおーに課金するためのgoogle play カード)を貰っちゃったし。今年も洋裁でお返しを作る予定だし。一緒に行きたいところ、話したいこと、まだまだたくさんあります。あの子は体力がないので、カフェでお茶会するのが限界ですが、それでも一緒にいられればそれでいいので、私は飽きずにその子と楽しく暮らしてゆきます。
冬になると恋しくなる、そんなお鍋みたいな友人の話でした。それでは、また。