ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

音楽に救われたのはきっと運命だったのだ【note・ブログ共通記事】

ダイエット中だというのに、ミルクティーとケーキを毎日食べて、後悔しながら筋トレする日々です。どうも星野です。今日はお題の消化のために筆を執りました。音楽を騙らせたらアツい桃ちゃんをご堪能ください。

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私は以前も書きましたが、かなり音楽が(特に邦ロックが)好きな女の子です。昔から家族で音楽を聴き続けてきた経験があるので、音楽ライブに早く行ける日を待ち望んでいます。そのため今日も、「カウントダウンTV ライブ! ライブ!」のスペシャルを作業のお供にしながら書いています。個人的にラブソングのなかでの勝負曲と言えば「決戦は金曜日」(DREAMS COME TRUE)と「高嶺の花子さん」(back number)だと思っています。どちらも別に入れ込んでいるバンドやグループではないですが、それでも世間の認知度と歌詞とメロディーの調和が素晴らしいです。

ドリカムの「決戦は金曜日」は母親のお気に入りなのですが、この歳になって金曜の仕事帰りなどに聴くと恋ってスパイシーだなと思います。ちょっとだけ強気に、勝負を決めたいときに聴きたい一曲。「高嶺の花子さん」は推しのインディーズバンド・EARNIE FROGs(アーニーフロッグス)がカバーしていたので聴くようになったものです。ハイテンポでノリのいいロックチューン(いわゆる元気ソング)を好むため、個人的にback numberのようなしっとりとした曲は聴かないなあと勝手に決めつけていました。反省。あのメロディーラインはヘビロテしたくなります。

 

本題に戻りましょう。

私が勝負曲にしているのは「ゴールデンタイムラバー」(スキマスイッチ)です。「鋼の錬金術師 Fullmetal Alchemist」のオープニングにもなった、隠れた名曲です。サビの頭、「絶好のゴールデンタイム この手で掴め」というところが特に気に入っています。私の手で運命を切り開く勇気が湧いてきます。その他の部分の歌詞もとにかく「勝負」を意識しているもので、やる気が出てくるし、それ以上に戦闘する本能みたいなものを燃え上がらせてくれます。だから「戦うぞ!」という瞬間、具体的には大学受験や就活の時に聴いて気分を前向きにしていました。

大学受験は推薦入試だけで決まったという、それなりに運のいい生徒だったのですが、その入試に向かうバスの中で「ゴールデンタイムラバー」を聴いていました。「集中できてないな まだ体が迷っているんだ」という始まりのワンフレーズに、「絶対にこの入試で合格を決めるんだ」と魂を震わせながら、どくどくとうるさい鼓動を感じていたことを覚えています。私は併願を出さずに出身校ひとつに絞って受験していたので、プレッシャーが半端ではなかったです。それでもファイティングポーズを崩さずにいられたのは、この曲のおかげだと思っています。

就職も、事前に受けた学力検査の結果が最悪だったので、どこからもお声のかからない宙ぶらりんの状態が2月まで続いて、かなり苦しかったのです。それでもご縁とこの曲の後押しで、今の学校に就職できました。頑張った記憶と苦しかった思い出が結びついているので、今「ゴールデンタイムラバー」を聴くとなんだか複雑な気持ちになるのですが、それでも支えてくれたことに感謝しています。今までたくさんの困難があって、じぶん一人の力で乗り越えたとは全然思っていないけれど、大勢の人々が応援してくれたことや、じぶんの選択に後悔していないことは確実なので、そのありがたみを表現した楽曲がこの「ゴールデンタイムラバー」なのだと思っています。

 

実はもう2曲、強い苦しみを乗り越える勇気をくれた勝負曲があって。それが「同じ空の下」「プライド」(高橋優)なのです。

高橋優さんは私の応援団長だと勝手に認定しています。明るい曲も悲しい曲もギターをかき鳴らしてパワフルに歌える彼は、私にとっては憧れの人でもあります。

この2曲は教育実習のときに聴いていたものです。お察しの通りメンタルが崩壊した例の実習です。パワハラに遭い、私怨によって最低評価をつけられ、「教師になるべきじゃない」「お前はできない奴だ」と言われ続け、ストレスと栄養失調で倒れ、カウンセラーさんに泣きながら訴え……いま思い出すだけでも涙が出てくるほどしんどい記憶です。(宮本浩次さんの「P.S. I love you」を聴いているのもありますね)

そんなあふれそうになる「死にたい」という思いをぎりぎりのところでとどめてくれたのは、この2曲です。

「明日がそっぽ向いてても 今日がやるせなくても この手伸ばして 一歩踏み出して 『これだ!』って腹くくって決めた」(同じ空の下)というところや「君ではダメだと言われてしまったか? 君じゃない人の方がいいと諦められたか? そんな言葉を本当だと思うのか? まだやれるのにチキショ―と叫ぶ心はあるか?(プライド)という歌詞に何度も励まされ、涙を流し、血反吐を吐きながらしがみついて教員免許を取ったのでした。

私のことだけを応援しているだなんて大それたことは思っていません。それでも高橋優さんは、私のイヤホンの中で私だけに向けて強く高らかに歌ってくれました。その力強い歌声とストレートな歌詞が、私を勇気づけて力を与えてくれました。すごく感謝しています。苦手なことに向き合うようになれたのも、この曲たちのおかげです。

 

「どんなヒットソングでも 救えない命がある」。大好きなUNISON SQUARE GARDENはこう歌いました。確かに音楽は趣味の領域で、最近はCDも売れなくて、ライブイベントもできなくて、どんどん衰退していく業界だともいわれています。それでも私は、音楽に救われた(音楽を聴くことでじぶんのこころを救った)存在としてずっと音楽業界を盛り上げていきたいのです。私にどれだけの力があるかわからないですが、CDを買って、ライブチケットを買って、音楽に浸る日々を続けていきます。それでは、また。