ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

私の推しゲームといえば【note・ブログ共通記事】

今日は1本、教材研究を終えました。経済学は難しいですね。どうも星野です。今日は連続投稿日。お題は「推しのゲーム」。数少ない私のゲーム歴について語ろうと思ったのですが、たぶんいつものアレになります。

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私が推したいゲーム、それは「TRPG!! またかよって感じですね!!

耳にタコができるくらい説明されて聞き飽きている方もいるかもしれませんが、それでも私は主張をやめない。

 

TRPG、正式名称をテーブルトークロールプレイングゲーム。剣と魔法の世界も、異能力バトルも、ホラーも、なんでもできる素敵な非電源ゲームです。じぶんの演技と頭で考えたこと、そしてダイスロールによって行動し、様々な選択をしながらクリアを目指すもの。創作をやっている人間には垂涎モノのゲームでもあります。

ルールブックもダイスも用意しなければならない、なかなか認知されていない、そしてシステムによっては複雑怪奇なダイスロールをする、このとっつきにくいゲームで何が楽しいかって、じぶんでキャラクターをイチから作れること、そして物語もじぶんで作れることです。

皆さんの中にも、ゲームのキャラメイクにこだわる人は結構な数でいらっしゃると思います。それが、見た目も声も背景設定もすべて自分の思い通りになるのです。もちろんハンドアウト(事前に配られる必須の背景)があるシステムや物語もありますが、それでも基本的にはじぶんの理想を思い描いた「そのまま」が具現化するのです。

私の所属するTRPGプレイヤー集団「Bouquet」は、絵師も書き手もいる卓なので、様々な作風の物語を作って共有したり、キャラクターを描いてもらったり、その場で捧腹絶倒のやり取りをしたりと、毎回楽しく遊んでいます。

別の卓に所属する友人は、「テキストのみを表示させて、完全にキャラクターを操作している人が誰だかわからない」というTRPGをやっているそうです。それも面白そうなのでやってみたい。

TRPGに必要なのは、柔軟なアイデアと、ちょっとの勇気と、ユーモアです。そんなに難しく考えなくても、仲間内でおしゃべりしている感覚でプレイするといっそう面白くなります。もちろんGM(ゲームの進行役、ゲームマスターといいます)と一対一の「腹の探り合い」みたいなセッションも、丁々発止のやり取りが生まれてひりつくようなスリルがあります。大人数も少人数も楽しめるゲームなのもTRPGのいいところですね。

 

私はこれを学習に応用させるという企みを温めています。いまのところ国語表現の授業を持たせてもらえていないので、実践してはいないのですが、それでも「物語を作る」(=創作の練習、文学教育の基礎づくりなどの効果が考えられます)、「演じる」(=話す能力や聞く能力の向上、協調性の涵養)、「ナラティブアプローチ」(=作品を通してテーマに対する問題意識を持たせ、様々な事象を「じぶんごと」として捉えなおし、主体性を育成する)などの活動ができるので、国語科との親和性は高いと考えています。

実はもう教育用TRPGそのものは存在していて、「物語の世界を旅しよう」というものがあります。ゲームを進行させるのも、キャラクターを演じるのも経験できるというお得な作品です。現在2000DLを記録しています。私もこの夏にTRPG勉強会をやりましたが、そのなかでも「ケアとセラピー」に言及された方もいらっしゃいましたし、じゅうぶん学習に応用できるという手ごたえがあります。

 

これ以外にもボードゲームの「キャットアンドチョコレート」も教育効果を上げそうです。これは配られた手札を指定の枚数使って様々な危機的状況を切り抜けるものなのですが、なんとロフトで買えます。日常編、非日常編、ホラー編などなど多種多様な危機的状況を選べますし、所持品が書かれたカードも創意工夫によっていくらでも使えるアイテムに化けます。オンラインになってからはこれをやる機会がないのですが、動画でやっている気持ちになっています。参考になりそうな動画のリンクを貼っておきます。

 

どちらのゲームも「じぶんで考える」ことを重視しています。最近、これを厭う生徒が多いなと思うことが多いので、教育利用したいと思っているのです。「じぶんで考える」ことはとても大変です。答えを最初に得られるならどれだけ楽か……そう思ってしまうこともあるでしょう。人間は弱いので。この人間の弱さに向き合うためのツールが、私にとってのTRPGなのです。じぶんの頭で考えて、答えを出す。それが間違っていても、じぶんで決めたことには責任を取らなければならない。そんな本物の「生きる力」を育てるために、私はこのTRPGというゲームの世界の魅力を伝え、そして教育のなかで応用していく所存です。それでは、また。