ゆったりまったり雑記帳

その名の通り、雑記帳です。

おしごとはうれしい、楽しい、ときどきすき

自粛要請にげんなりしています。我々から娯楽を奪ったコロナウイルスを許してはならない。どうも星野です。今月2回目のブログ限定記事更新。お題は「しごとの思い出」。こちらではあまり話さなかった、1年間の総まとめをお伝えしていきます。

 

私の仕事は教師です。今年初めて教壇に立ち、慣れないなかで多くの生徒と接してきました。学力もそんなに言うほど高い学校ではないので、いろいろな困難を抱えた生徒もいましたが、それでも全員無事に卒業・進級しました。

そんな私にとっての生徒との思い出深い会話は、「リフレクションシート」と「お化粧」についてです。

ある時生徒に突然「センセ―が化粧頑張ってないから、俺授業頑張れねー」と言われました。男の子で私に対してはちょっとだけ反抗的な、よくいる甘えん坊なのですが、化粧の気合の入れ方まで生徒は見ているのか……とびっくりした記憶があります。それ以来朝はちゃんと起きて頑張ってメイクしたり、基礎化粧品を見直したりして美容に奔走しています。生徒の目はいろんなところに届いているのだと背筋を伸ばした一件でした。

他にも生徒からは文学史の授業の感想コメントに「アンデルセンの童話は悲しいですね……でもFGOアンデルセンが大好きなのでOKです! 先生もFGOやってください!」というさりげない布教が混じっていたり、「先生のおすすめの本を教えてください、今度読みます」という意欲的なコメントがあったり……私にとって実りある1年であり、印象に残る1年でもありました。

生徒には私の価値観を押し付けすぎないように、「私の言うことがすべてではない」と伝えていましたが、それでもきっとこの先何かの拍子に思い出すのは、何気ない授業のひとコマ、私の贈ったことばたちなのかもしれません。そうだとしたら、もっと気合を入れて生徒と向き合っていかなければいけないなと思う次第です。

教師になりたかった夢を叶えて、その重さに時に潰されそうになったこともありました。実際教育実習ではパワハラまがいの言動を浴び、精神もかなり追い詰められましたし、教員採用試験は下から数えた方が早いくらいの順位で、厳しい状況に立たされていました。それでも夢を諦めなかったことや、自分の運の強さというかご縁に恵まれていたことに感謝しながら働いていこうと思っています。

 

そして去年はハンドメイドの活動も本格的に始めて、やっと産声を上げたばかりの作品たちと共に、日の目を見ることを待ち望んでいる最中です。ひとつだけ作品が売れたのですが、購入者の方はTwitterなどをやられていないのか、レビューも届かずちょっと不安に思っているのですが、一番人気の作品を爆速で購入してくださったからきっと気に入ってくれているのだと勝手に信じています。私の想いが届いて、私の作品を大事にしてくれる人がいると思うと、すごくうれしいし、ハンドメイドをやっていてよかったなあとしみじみ感じます。これからも更新は遅くなっても続ける予定なので、どうぞごひいきに。

https://minne.com/@hoshino-momo

とりとめのない話でしたが、何かの話のタネにでもなれば幸いです。

それでは、また。

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